1: neokdr (2393) ☗13☗6☗62017-01-14 14:39

角交換四間飛車対居飛車の１局です。

19：4筋の歩交換を防ぐのならば、ここで47銀と上がり、44歩に56銀と受けます。また、ここは好みもあるのですが、78金～68玉という組方よりも68玉～78玉～88玉の方が横からの攻めに強いので、振り飛車の速攻には対応しやすいと思います。私は88玉・69金の中途半端な形が好きで、その形のまま56銀～66歩とする事があります。
29：この飛車浮きは後に飛車の当たりが強くなってしまったので、今は必要無かったと思います。
32：ここから常に35銀が飛車当たりになります。
33：24歩と行く手もありました。以下、35銀ならば23歩成、26銀、32と、同歩ならば、同飛として35銀には34飛があります。
38：先手の玉の位置が危険な位置で、後手がうまく動いていると思います。
45：ここで42歩とするのが手筋なのですが、この場合は同飛で21飛成も46銀、11竜で銀香交換で後手が良さそうです。
46：46角、57角、24角、同角、45飛という順もありました。
52：後手が先手の玉位置をうまくついています。
55：同桂、24角では勝負所が無くなるので、良い勝負手です。
86：64香として先手玉を左側に閉じ込めておくのが間違いの無い進行と思います。
87：68銀、同成銀、77玉と右方面への逃走と、左側へ逃げつつ攻め合いの両天秤をかける指し方で、難解な将棋と思います。
89：77玉とすると、もう少し頑張れそうです。

4筋の歩交換がどちらに得なのか、焦点はそこにあると思いますが、私にも分かりません。
後手は調子良いようでも玉形が薄いので、単純に攻め合うと大変です。
先手も一体どこから手をつけて良いのかという事態になり、玉頭方面に位を張る感じに落ち着くのかもしれませんが、そうなると4筋の歩を持たれているのは損に見えます。
4筋の踏み台を利用して45桂と行って良しとなれば、歩交換は先手に利が有りそうです。単純ですが、まずはその筋から考えたいですね。

2: deep (1971) ☗8☗11☗42017-01-15 02:51

46手目46角は読んではいたのですが、なぜか 57角、同角の変化を
読んでいてその変化の中に優勢だがずっと受ける展開になる変化があり
受けきれる自信がない。ということで46手目同飛としました。
ですが普通に46角、57角、24角でよかったですね。

55手目21飛成は読みぬけしていました、いい手ですね。
これでかなり動揺してしまった。