1: neokdr (2393) ☗13☗6☗62017-05-03 04:23

横歩取りの1局です。
AncientBeingさん(力戦王サークル)
※力戦王サークル視点で解説しています。ご了承下さい。

47：25桂や35歩もあるかもしれません。25桂、同桂、同飛、そこで34角～66桂の筋が生じますが、現状32金が浮いているので、34角に35飛で一回余裕があります。35歩は34歩と桂頭を攻める狙いで、23銀にも24歩～34歩、23金とされて互角でしょうか。本譜も隙をなくす好手と思います。
55：66歩もありそうです。桂馬取りを急ぐ手で、本譜の87銀～86歩の86歩を打つ手を省略する狙いです。
65：難しい局面だと思います。私ならば、68玉と引き、18歩成に59飛と配置してみたいです。
73：この辺り手順に香を取られてしまったので、28飛と受けに行くのは少し良くなかったのかもしれません。
88：角を封じ込め、駒の損得も無しですので、先手良しと思います。
101：筋の良い手だと思うのですが、55桂とスピード重視で行く方が良かったかもしれません。本譜も33歩成が回ってきませんでしたので。
135：後手の攻めを丁寧に受け、そして反撃というミスのない手順だと思いました。

少し違和感を感じたのは、67手目に28飛と歩成を受けに行った手で、他ははっきりおかしいなと思う所はありませんでした。
終盤も後手の攻めをしっかり受けていて、強い将棋という感想です。

2: AncientBeing (1528) ☗6☗5☗112017-05-03 10:14

AncientBeingです。コメントありがとうございます。

65：この局面は端は突破されそうだし敵陣は手付かずだしで、兎に角何か味を付けようと漠然と指した手で特に狙いはありませんでした。ご指摘の通り玉を安全地帯に近付けた方が良かったと思います。

67：やはり悪手ですか…（苦笑）。

私的には玉が８八に逃げ込めればと思っていたんですが、ただ闇雲に逃げるだけでは駄目で、やはり味付けをしてないと勝てないと思いました。そういう意味ではそれなりに指せたと思います。それにしても横歩取りは難しいですね。攻めと受けのバランスが大事と改めて実感しました。