Sente: sakuyakonohana (2201) ☗5☗7☗6
Gote: tomycar (2330) ☗10☗9☗6
Game started at: 2017-06-10 09:02:26 UTC
Game rule: Rated, 15 min + 60 sec
Gote: tomycar (2330) ☗10☗9☗6
Game started at: 2017-06-10 09:02:26 UTC
Game rule: Rated, 15 min + 60 sec
Comments for this game
1: tomycar (2330) ☗10☗9☗62017-06-10 14:18
所用で感想戦できず、本来なら直接教えて頂くのが良いのですが残念。 そこで明らかに私より上級者が多数いる中で、恐縮ですが対局者目線を交えて 自分なりに検討した敗戦譜を公開してみます。 R1500位の人の参考になれば幸いです。 先手の方とは多分初手合い。棋風なのか初手からバンバン着手され、 15手目36歩に少考=腰掛56銀じゃなく早繰46銀か26銀なのかなあ。 ⇒棒銀83銀・74歩・64歩もあるが本局は受ける腹を固める42玉。 ノータイムの17手目37桂に驚く=うっすら観戦した記憶あるが指されたのは初。 ⇒どうしようか?83・74あるが前手に最も素直な64で教えてもらおう。 19手目25歩もノータイムで先手研究済を確信=33銀だとハマリ形なのかな? ⇒本譜23手目以降の変化を読むも、どの手でも後手ツブレは無さそう。 23手目55角=最も可能性がないと考えていたのに、やっぱりハマリ形なのか? 33手目24歩=途中変化手順あるのに、全てノータイム。何かオカシイ? ⇒当然の24同金に22角・22銀を予想し、先手どうするんだろう? 35手目22銀=これもノータイムで、多分研究済でない変化手を決意。 ⇒受けの44角よりも、攻合いの方が68玉型の弱点をつけそうなので86歩! 初めての少考39手目31角=多分研究範囲から外れたのかなあ? ⇒本譜41手目以降どの変化でも大丈夫そうだぞ。 53手目55桂=途中いろいろ変化はあるも、本譜は見落しかも? 59手目34馬=前手23銀のつもりが34に逃げられて唖然。 ⇒心を立て直せず時間切迫で、本譜33歩が危険を招く第一歩となった。 62手目65銀=かろうじて最善と思われる本手を発見。 64手目55桂=前手68金は読みから抜けており、感触が悪いものの着手。 ⇒今盤面を眺めれば69銀・87飛で終わりだが、対局中は他に88飛しか浮かばず。 68手目57歩成=明らかな手順前後で、ここで88飛が良かった。 72手目79銀=事実上の敗着で当然77角成が良かった。 80手目59竜=これだけミスを重ねると止まらない大悪手。後手好局を失う。 ⇒王手は追う手の典型で、何が何でも32金で開き直る所だった。 83手目以降は、先手に流れが傾いてしまっており検討の余地無と思われる。 さいごに 指し手だけでなく、心の流れも表現できていれば幸いです。 今後はこのような投稿が増えるといいのかな?と思いますがどうでしょう。
2: sakuyakonohana (2201) ☗5☗7☗62017-06-10 16:26
sakuyakonohanaです。 こちらとしても課題の多く残る対局でした。 35手目2二銀までは研究済みで、これで攻めがつながっているはずです。8六歩の反撃は研究範囲外で、焦って悪手を指してしまいました。 41手目5三桂成が悪手で、▲2一銀成▽同玉▲5三角成と指すべきでした。これなら細いながらも攻め続けられ、互角ながらも玉形の分勝ちやすい形勢だったはずです。ここからはいいところなしになってしまいました。 ただ、玉形差でミスが起こりやすいためか、徐々に差が詰まって迎えた終盤戦。 82手目に3二金と指しておけば、▲同馬▽同飛▲43銀に▽5二金が受けの好手で後手が受けきっていたようです。▽4五桂▲2七玉となってしまっては、渡せる駒の許容量が増えたために▽3二金には▲4二金が生じており、こちらが良くなってしまったようです。 全体を通して、こちらが不甲斐ない内容でしたが、攻め続けたのが功を奏したのか逆転勝ちできました。 ひたすら攻めて攻め続ける4五桂急戦、興味を持たれた方がいたら、私にお申しつけください。私が教えられる範囲でお教えします。 もし、皆様と指す機会があったら、どうぞお手柔らかにお願いいたします。 長文となりましたが、読んでくださりありがとうございました。
3: tomycar (2330) ☗10☗9☗62017-06-10 21:12
わざわざ貴重な解説を丁寧にして頂き、ありがとうございます。 今回は本当に感想戦できず残念でした。 途中の変化の検討や観戦者の声も聴きたかったです。 昔では考えもしなかった4五桂急戦という戦法があるのですね。 やはり研究だけでは限界があり、対局で確認修正していく。本当に奥深いものです。 また機会ありましたら対局お願い致します。
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