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Game started at: 2017-06-29 12:46:11 UTC
Game rule: Rated, 15 min + 60 sec

Comments for this game

1: mdarg (1427) ☗7☗9☗32017-07-03 10:09

変わった形になった棋譜シリーズ+実戦終盤問題 [居飛穴に先手四間飛車が飛車先保留で45歩]
*現在、なぜか棋譜再生だけができないトラブルが続いており、コメントを頂いても局面確認ができません。ごめんなさい。

33:とりあえず、先手四間飛車vs後手居飛穴の形。
34:高段者同士でなければほとんど好みの問題だと思うが、31金型よりも32金型の方が手厚さや柔軟性で勝るような気がしている。
35:これが標題の仕掛け。変わった形シリーズに分類はしたものの、一部に根強い支持がある指し方らしく、地元の段位者にも「穴熊には飛車先保留で6(4)筋」と決めている方がいる。
36:後手番なので74歩が突けておらず、反発力に若干の不安がある。候補手としては、55歩、86歩、74歩、42角といったところで、どれでも後手微妙に指しやすい感じだが、2級~初段同士くらいの将棋ならまだまだ誤差の範囲で、形勢に差があるというほどではない。「厳密にはわずかに悪くなるが形に慣れている分で相殺」するタイプの指し方だと言ってよいと思う。
37:ソフトでも解析したがおそらくこれが最善手。代えて47金や65歩もあり、後手に45歩と反発させて6筋飛車角交換から後手飛車を追って駒損回収、後手の大駒が捌けるが先に82飛と打てて陣形も少し乱せる、といった戦術。一例として、代えて▲47金△45歩▲65歩△44銀▲64歩△同角▲同飛△同歩▲71角打△42飛▲44角成△同金▲53銀打△43金▲42銀成△同金▲82飛打、みたいな要領。途中△同角に代えて△同歩でも悪くならないが、以下▲45銀△同銀▲44歩打△同金▲同角△44歩打▲48金△36銀▲71角成△84飛、などと殴り合いになる。
39:どのみち飛車は8筋に振り直すことになるはずだが、先に▲65歩と角道を通しておく手もあり、以下△86歩▲同歩△74歩▲45歩打△33銀▲88飛△75歩▲同歩△同角▲76歩打△53角のように進み後手は右桂の捌きに期待。途中△74歩に代えてイキナリの86角は、飛車角交換から71角打のカウンターが重く先手やや優勢か(44の地点が争点になるので42飛としか受けられない)。
48:手順前後して結局上例の局面に合流した。
49:代えて47銀との優劣はほぼなく、好みの問題といえそう。
50:手待ちして先手に1手指させようという手だが、ソフトの推奨手は代えて31金、42金、72飛、35歩など。悪くする手ではない(後手やや有利くらいをキープできる)が少し緩慢だったか。
52:目先を変えようと思ったのだが、厳しさには欠ける手。ソフトは代えて24歩から銀冠穴熊への組み換えを推奨している。
53:これは微妙に疑問だったようで、代えて▲同飛に△86歩▲同歩△87歩打と定番の攻めを仕掛けても、先手に75歩、48飛、25桂など選択肢があり互角近かったよう。
54:とても手広い。候補手は、35歩、79歩成、24銀、86歩あたりで、どれでも後手やや優勢。後から考えるに、ここでいったん構想を練り直すべきだった。
56:本譜ももちろんあり得る手ではあるのだが、代えて35歩と玉頭方面を狙うのが正着のよう。先手飛車角の利きを弱らせた主張をどう活用するかという部分で視野が狭かった。
58:軽率手。穴熊の場合、大駒をどんどんぶつけて攻めを作るのは常套手段だが、先手は大駒のぶつかり合いに集中して受けているので、相手が待ち構えているところに飛び込んでいく格好になり、反動が大きい。ソフトの解析だと先手やや優勢にひっくり返っている。
61:しかし先手の方にも悪手が出る。代えて▲82飛打と攻め合うと、△78飛打▲86飛成△79飛成▲81龍で桂を先に拾われる展開で後手が苦しい。
70:後手やや優勢に進めて先手が端に手を付けたところだが、ここは73角打と釘を刺しておくのが正着だった。
80:後手かなり優勢になってきてはいるがこれは緩手。代えて△32金と成香を取り▲同飛成に△47香打と拠点を残して攻めるべきだった。
85:しかし相手の方に受けのミスが出る。代えて48桂打や58金と粘る手、14香や25桂打や32金打で反発する手の方が紛れを求める余地が大きかった。
92:その後自分にしては比較的しっかり攻めていたのだが、ここで寄せミス。代えて37銀打が自然で、さらに厳しい攻めもある。
96:なんとしたことか、ここで39角打が見えない。寄っているどころか即詰みだった。
97:この着手で先手玉は再び即詰みに。
102:きっと詰んでるだろうとは思うものの確認できないので、いったん千日手になる順にして時間を稼ぐ。
106:どうにもわからず秒を読まれ指してしまった。いちおう必至ではあるものの後手玉は即詰みで勝負あり。

92手目は寄り筋が2つある。まあ37銀打でないとしたら候補はあれかあれ、実際に指してみれば寄っているのもすぐ確認できると思う。強いソフトに先手を持たせて1分将棋で勝ち切れば5級。
96手目に代えて39角打は即詰み。強いソフトに後手を持たせて15分持ち60秒読みでソフトに117手目まで指させたらスゴイ(3段くらい?)。強いソフトに先手を持たせて15分持ち60秒読みでとにかく詰ませきったら初段くらいだろうか。
97手目を指したところから先手を強いソフトに持たせて、1分将棋で詰ませ切ったら5級(自分が詰ませ損なっているわけだが、詰んでいることが事前にわかっていればそんなものだと思う)。
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