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Gote: mdarg (1423) ☗4☗9☗5Icon mail off
Game started at: 2017-09-21 10:39:36 UTC

Comments for this game

1: mdarg (1423) ☗4☗9☗52017-09-22 12:20

詳説自戦記 [横歩後手 佐々木勇気流対策村山構想]

17:横歩取りの佐々木勇気流。優秀な戦法でプロ棋戦での勝率も高いが、今期の竜王戦決勝トーナメントで有力な対策候補が示された。
22:順を思い出そうとがんばったが記憶があやふや。飛車をぶつけて、先手が受けても構わず打って、歩で支えて飛車取らせてと金で銀をおっかけて、桂に標的切り替えて跳ねたら角交換、あとはと金と持ち角と歩の枚数でなんとかしましょう、みたいなコンセプトだったというところまでは思い出せた。
26:これが村山七段の構想で、竜王戦の一号局と同局面。
27:先手が変化した。
28:取るしかないと思うが、この交換が入ってどちらに得なのか、ぜんぜんわからない。
43:上記の変化以外はほぼ一本道で、potchamaさんも中盤まで同じ進行にするつもりらしく、スルスルとここまで進んだ。
44:ここで手が止まった。竜王戦の順では銀頭を歩で叩いたのだったが、本譜はこちらの銀が82に引っ張り出されている。ここからは力将棋だというつもりで時間を使って読んでみるがサッパリわからない(やはり87歩打と叩くのが本筋のよう)。結局長考の末悪手を指したのだが、感想戦で伺ったところ△87歩打には▲77銀が用意の手だったらしく、後手銀が浮いているのはあまりに怖いため応じて△77角打かなと思ったのだが、ソフトで解析したところ△64角打が勝るらしい。53の地点も受けられるし7筋8筋に利きができるので、64角が通るならそれに越したことはないが、▲46角打と合わせられたときに困りそうに見える。ところが、△46同角▲同歩に△47角打が詰めろで、難解な局面が続いたよう。
46:本譜は焦った攻めが続いて後手悪くした。せっかく話題の戦形になったのに、将棋を壊す着手が続いて申し訳なかった。
47:しかし先手も55角打の反撃が見えなかったよう。
53:お互いにチグハグな指し手が続いて、この着手で先手やや優勢のよう。しかし指している自分はかなり悪い気がしていて、すでに「お願いモード」に入っている。
54:先手に少し面倒を見すぎな手が続いていたので、同飛と取ってくれれば紛れる、と目論んでのココセ。
55:しかし段位者はそう甘くない・・・級位者でもこれで同飛はないか。まあ仕方ない。
56:受けだけ考えるなら代えて72銀打が自然だろうが、ここで銀を手放したら試合終了になってしまうし、そもそも銀を打っても受からない。
57:ここで予想外の手。感想戦で話を伺ったところ、指してから自玉の詰めろに気付いたとのこと。正直詰めろがかかっていることだけが後手の希望だった(不自然な受けでも銀を残したのがツキを呼んだのかも)。代えて89龍で先手勝勢。
61:先手と金を払う最後のチャンスを逃し、逆転した。一気に決まりかねない局面が続く中、いったんミスが気になると立て直しが難しいと思う。将棋はメンタルの競技だという主張に賛成である。
63:先手飛車も手放し、この着手にて後手はっきりよい・・・
64:のだが、形勢がよくなったことにホッとして、緩手で応じてしまう。代えて△55歩打と高く受けて、▲同飛に△54歩打と手番を渡さずに指せばほぼ決まりだった。
66:ここでも代えて65角打が見えない。
70:モッサリ寄せ続けてひとまず王手。代えて△64桂打も考えはしたのだが▲86飛と逃げられるとかえって8筋方面が手厚くなるかなと見送った(実際には△59角打で追撃して寄っていた模様)。
76:これで勝っているだろう、という寄せだったが、後から見るとやはり鈍臭い。
78:52か62に逃げるのが確実だったようだが、本譜でも勝勢。
79:先手力尽きた。

冒頭で紹介したとおり、佐々木勇気流は横歩先手番の有力な指し方なのだが、今期の竜王戦決勝トーナメントで村山七段が対抗策を披露している。
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/30/ryuou201707140101.html
ものすごく怖い形になるので、時間の短い将棋で選択するのは勇気がいるだろうが、後手の対策としてはとても貴重だし、横歩らしいスリリングな終盤戦を楽しめると思う。

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