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1: mdarg (1427) ☗7☗9☗32016-12-27 20:10
普通の自戦記 [対中飛車矢倉穴熊] 9:ベースを早指しにて時間をまとめて使う指し方を志向していた時期だが、意表の打ち直しに面を食らって小考。 24:中飛車で5筋の位を取る取らないは構想上重要なのだが、先手が一方的に角を手持ちにしている状況はおそらくレアで、どうすればどういう手が出てくるのか想像がつかない。 25:ので「とりあえず」深めに囲い相手に指させたい。 29:後手凝り形になったように見えたので、呼吸を合わせて時間を使い構想を練る。右辺を歩越し銀にしないで手厚く攻めればなんとかなるんじゃない、という考えだった。 31:見通しが立ったのはよかったが、代えて4一角打があったのを見逃した。序盤の「指しちゃいけない手」を咎める力は、必要以上の不利を背負い込まないためにも必要。 37:この頃マイブームだった矢倉穴熊。あまり筋のよい指し方ではない気がするが、なにしろ後手玉形が薄く仕掛けも軽そうなので、固めてしまえば作戦勝ちっぽくも見える。 47:いったん落ち着いたので反撃の仕掛けを検討する。仕掛ける前に穴になりそうなところを塞げたという意味では好手だったが、タイミング的にはもっと早く突くべきだったよう。 55:先手の方が飛車先が軽く銀も捌きやすそうで、少しよいかなというつもり。 57:地下鉄飛車が成立するとは思っておらず、手待ちするなら囲っちゃうよという意図で指した。 65:かなり忙しくなっているのだが、本人は間に合うつもりでいる。 73:ソフトには悪手扱い(代えて8六香打が勝る)されるが、いま考えてもこっちが正着だと思う。一生懸命早指ししているつもりが、相手の倍以上時間を使っており、けっこう焦る。 75:手順前後で、先に3三歩打が正着。 76:しかし相手の方にも受け損ないが出てチャラ、だと思いたい。 81:有害無益な手。時間が減るのに手が見えず、とりあえず手番を戻して相手が考えている間に考えようと思った。 83:苦し紛れのハッタリが功を奏して考えを立て直せたが、実は読み抜けがある。 85:3五香打と使わせようと色気を出した手だが、飛車を無視して5二香打なら難しくなった。失着。 89:明快な寄り筋が見えないまま時間が減り、鋭くなくていいから寄せに近付く手を指そうと思ったのだが緩手。5二とが厳しい。 91:代えて1一角成なら明快に勝ち。 95:受けなしに見えるがどうやって詰ますのかわからない。そこで先ほどの手口をもう一度使い回し、1手1手(っぽく見える)の受けをひとまず指して相手の時間を使って考える目論見。 96:目論見が当たり時間はできたもののやはり読み切れない。即詰みがきっとあるんだろうとは思っていたが、どうせ自玉はZだということに今更気付き、簡単な必至をかけて勝つ順を選んだ。 下書きのままの棋譜コメントを発見し、記憶で補って投稿。盤上ではぱっとしなかったが、盤外(というか時間のやりくり)が上手くいき自滅を免れた。
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