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大会: 南極の日 将棋大長考チャレンジ大会
先手: mdarg (1427) ☗7☗9☗3Icon mail off
後手: casiopea (2161) ☗8☗8☗7Icon mail off
対局開始日時: 2017-01-26 21:58:28 +0900
ルール: 平手(NR) 60分 + 10秒

この棋譜へのコメント

1: mdarg (1427) ☗7☗9☗32017-01-26 15:57

大会記録 [南極]

16:横歩取らずの佐藤新手に62銀というのはかなり珍しいと思う。
17:後手形が限定されたので横歩を取ってしまう案もあるし、浮き飛車ももちろんある。ソフトに解析させると「▲22飛成から▲77角と打つと△33角打としかできないから▲22飛成に△同角▲86角が必然で銀得、手番は渡すけど」という大胆なお答え。以下たとえば、△28歩▲同銀と弱体化させてから△99角成に▲82飛打と攻め合って、もし△89馬なら▲72銀打△同金▲同飛成で先手十分、ということのよう。そこまで読むのはムリだが、3倍の時間を使ってでも銀得までは読むべきだった。
22:後手専守防衛の構え。
24:相掛かりで27銀に合わせて86歩打というのは何度か見たことがあるような気がするが、いまだに狙いがよくわからない。
25:相当悩んだのだが、歩得vs持ち角歩切れならまあ悪くあるまいと思った。ソフトの解析でも正着のよう。
32:74歩かと思ったら違った。またも読み筋が外れまくる将棋になった。
33:悪くする手ではないのだが、77角の方が自然で、68角を利かせても端を詰めていないので響きが弱い。しかし主張はできたので、あとはそれを活かせるかどうか。
43:ちょっとヒネリすぎ。こうやって「凝った手を指したい症」の発作が起きているときの自分は、とても弱い。
49:魔が差したというか、悔やまれる一手。この形で同角と取らないのでは5筋を浮かせてまで角を利かせた意味がない。
51:ソフトに解析させると横歩を取って飛車をぶつける決戦手順の方がよかったよう。▲34飛△33歩打▲73歩成で▲72と金が約束される。本譜は緩んだが、まだ少し悪い程度。
52:これがまた思ってもみなかった手で、64銀か64銀打だと読んでいた。長考しては読みが外れて読み直しの繰り返しでドツボにはまりつつある。
53:とうとう悪手が出た。感想戦でも指摘があったが、85から打った方がよい。
54:なさそうだと思って却下した応手だったのだが、ほぼノータイムで指された。
55:手拍子で端角にしてしまい、結果的に敗着。落ち着いて57角ならまだまだ指せた。
60:これも長考しての読み抜け。すでに思考がヨレヨレ。
61:代えて76歩打で頑張れたところを読み抜けを残したままの受け損ない。

せっかく持ち時間の長い将棋を手拍子の軽率手で悪くした感が否めない。勝ち負けはさて置くも、もう少しいい将棋が指せるよう精進したい。16手目6二銀の対策はしっかり覚えたので、収穫もあったとポジティブに受け止めよう。
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