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先手: mdarg (1427) ☗7☗9☗3Icon mail off
後手: M916 (1366) Icon mail on
対局開始日時: 2017-02-02 01:02:46 +0900
ルール: 平手(NR) 15分 + 30秒

この棋譜へのコメント

1: mdarg (1427) ☗7☗9☗32017-02-02 11:38

普通の自戦記 [横歩佐藤新手に52玉]

後手のM916さんにははこれまで、横歩竹部流に負け、10秒将棋で端棒銀の居飛車力戦に勝ち、横歩佐藤新手に42玉の力戦で負けと負け越している。普段指さない30秒読みの将棋(15分持ちNR)だが、今度こそ内容のある将棋を指そうと意気込んで臨んだ。

16:佐藤新手の58玉に、今度は52玉。前回は捌き合った後の拙攻で悪くしたので、着実に攻めたい。
20:代えて△81飛成には▲22角成△15または35角打▲21馬△24角▲32馬の2枚替え、続けて仮に△86桂打なら▲69金打△78桂成▲同銀△99龍に▲55桂打が研究手で、手広く難解だが先手指せると思う。
27:本譜は後手が大駒捌きを選択。この時点の駒割は銀香交換で先手が勝るが、後手は2筋から攻める形で7筋に作った壁が主張になりそう。研究手順はすでに外れているのでまったくの力将棋。
29:気合を入れていたのにさっそく受け損う。こちらの攻めは相当速いだろうと(具体的な順は読まず勝手に)考えたのだが、後手の52玉+32金の形がなんとも寄せにくく、ここはしっかり28歩打と受けておくべき。
30:しかし後手にも焦りが出る。代えて27歩打と垂らしてゆったり押されると互角の形勢だった。やはり駒台の飛車角銀は相当恐ろしかったのだろうと、都合よく解釈しておきたい。
31:損にはならないつもりの手だが損。後手の飛車が不安定なうちにさっさと65桂打が勝る。
32:結果的には敗着となった手。同銀ならかなり紛れたよう。
35:速い攻めがなさそうなことに今更気付き、狭くなった飛車を追うことにした。
37:飛車に必至がかかると喜んで指したのだが緩手。代えて▲65角打が激痛で、△54角打と合わせて▲44桂打を防いでも、飛車角交換から▲26飛と十字飛車に打って先手優勢。
39:やはり角打が勝る。
42:飛車を取らせれば先手角が急所のラインから外れるので、代えて39と金が勝負手だったか。
53:この桂打ち自体はそれなりに味のよい手だったのだが・・・
55:ここで持ち時間をほぼ使い切り、せっかく利かせた攻防手を活かせなかった。代えて61銀、71飛、41銀、73歩、73銀と、なにを打っても勝勢。
56:代えて△同金だと▲同飛成△間駒▲74飛成で駒台に角金銀桂香と乗るが、後手も飛車銀を持っての手渡しになるため、かなりの挽回になった模様。
62:ソフトで解析させると、この時点で後手玉は一手一手、先手玉に詰みはなく先手勝ちらしいのだが、もちろんそんなの読めるはずもない。
65:代えて同龍で詰んでいる。こういうところでキリっと詰ませることができれば、競った終盤でも勝負ができるようになるはずなのだが。
67:後手の長考で余裕を取り戻していたので、ここは代えて71角と打ちたかった。

課題も多く出たが、それなりには力戦をこなせたと思う。序盤の受け損ないは一気に将棋を壊すことがあるので気をつけたい。

2: M916 (1366) 2017-02-02 15:27

77角で駒損が取り返せない1局でしたね…。
21飛成も考えていたのですが、激しすぎる変化なので切り込む勇気はありませんでした。
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