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先手: kouji (1473) Icon mail on
後手: mdarg (1427) ☗7☗9☗3Icon mail off
対局開始日時: 2017-02-07 21:25:40 +0900
ルール: 平手(R) 15分 + 60秒

この棋譜へのコメント

1: mdarg (1427) ☗7☗9☗32017-02-07 14:43

詳説自戦記シリーズ [対四間飛車居飛穴]
ここ数局酷い将棋が続いていたので気合を入れて望んだ。

15:先手振り飛車の玉が深いので居飛穴に決定。最近なぜかレーティングが上がり、心置きなく課題の穴熊を練習できるようになった。ありがたいことだと思う。
35:ここまではごく普通。後手番なので7筋を突けていないが、だからといって居飛車が悪いということはない。
36:何回指しても迷う局面。手持ちのソフトは、74歩、55歩、42角、86歩あたりが推奨手で、どれもありそうに思える。同歩(銀桂交換させて6筋を金で受ける指し方)、24角、14歩などもそれぞれ一局。金上がりを避け大駒の利きを集めて、穴熊らしい主張のわかりやすさを作ろうと角を引いた。
38:手持ちのソフトはどれも45歩推奨だが、ドサクサで8筋を突き捨てられなくなるのが怖く前倒しにした。この辺は相当慣れないと「この形はこう」と判断するのが難しそうに思える。
41:先手穏やかに指すつもりのようなので、こちらも無理はしないことにした。
45:代えて15歩や26歩で持久戦に備える手も有力。46歩打で傷を消す手は手損になり4筋交換の意味が薄れるし、88飛は73桂と交換になって少し損に見える。78飛と争点の筋に回る手はあったかもしれない。
46:ソフトは代えて45歩~33角で角交換には同桂という恐ろしい順を推奨してくるが、そんなの自分には指せない。
50:飛車を回る展開は好きでないが、状況的に回るのが正解っぽい。
52:いつも余計なことをしては悪くしているので自重したつもりだったが、ここは代えて75歩、88歩打、73桂など、味を付けたり力を溜めたりする余地があって急がない方がよかったよう。
57:相手の方にも焦りが出たのか、一気の捌き合いになり、居飛穴としては望むところ。代えて65歩打が懸念の手で、ソフトによるとじっと46歩で傷を消すのも有力らしい。
68:捌き合ってからはそこそこ正確に、穴熊らしい指し方ができていたと(自分では)思うが、ここで緩手が出る。代えて25桂打か、48歩打と叩いてから25桂打と攻めるのが正着。穴熊で過剰な安全を求めると(即悪くはならないことが多いが)終盤がグダグダに長引く。ここで攻められないということは「穴熊はまだまだ」ということなのだろう。
74:モタモタしながらもやっと攻めに手を付ける。
78:ものすごく悩んだ。49龍から清算するとこちらの穴熊が丸々残るのはわかるが、37桂右成で寄っているならそちらを指したい。読み切れないうちに秒を読まれたので、優勢は間違いなさそうな49龍を指した。後からソフトで検討したところ「どっちでも勝勢で、桂成の方が勝る」だそう。
90:日和ったからにはこんな形になるのが順当で、あとは秒を読まれながら間違えずに寄せられるかどうかの問題。
96:と思っていたら間違えた。28から打てば逃げ場がなく必至。
100:ここも視野が狭く、代えて33桂で先手完切れなので、ムリに玉を追う必要はない。
104:この必至も確認できて指しているのではなく「多分受けはなさそう」で指して、
105:相手の時間で必至を確認・・・したかったのだが、42角打と粘られたときに詰んでるのかどうかわからないまま手が進んだ(最後の最後に55金打があり詰んでる模様)。
106:こちらは読んである筋だったので、スムーズに詰んだ。

居飛穴の雰囲気みたいなものはなんとなくわかりかけてきたが、やはり細部が甘いと思う。いったん悪くすると取り戻しようがない形なので、もう少し「リードを作る」部分を検討してみたい。
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