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先手: cesar100 (1600) Icon mail off
後手: mdarg (1427) ☗7☗9☗3Icon mail off
対局開始日時: 2017-02-09 01:27:18 +0900
ルール: 平手(R) 15分 + 60秒

この棋譜へのコメント

1: mdarg (1427) ☗7☗9☗32017-02-10 15:06

普通の自戦記 [激辛流挑戦]

18:先手三間飛車で玉が深いので、居飛穴を念頭に幽霊角を消しておく。
31:指しているときは少し悠長に見えたのだが、ソフトで解析するとこれか56歩が推奨手。石田流に組むこと自体はありえそうだが、角にかけた2手が負担になりそうにも見える。
39:どうも先手の方は穴熊対策にあまり慣れていない感じの指し回しに見え、銀桂交換しての叩き合い(後手悪くはならないはず)を提案してみるがノータイムで却下された。
42:4枚穴熊に組んでしまうのが有望そうな局面だが、わかりやすく仕掛けて攻め倒す方針に決定。
43:指しているときはこれで後手よくなったと思った。のだが、やはりソフトで解析するとこれと79飛と56歩が推奨手。振り飛車の棋理はわからないなぁ。
44:このところ序盤で作った優勢を軽率手で失う将棋が多かったので、とにかく激辛な指し方をしてみる方針に決定。
49:しかしこれはちょっと甘かった。自分の棋風ならここは代えて73桂と力を溜める場面だが、ソフトの推奨手である74歩が一番辛かったと思う。
54:桂を跳ねなかったことを多少後悔しつつも、一番相手が捌けなさそうな指し手を頑張って選ぶ。
57:自陣スカスカなので馬を作られるのは仕方ない。小駒は極力渡さないようにする。
62:ソフトの解析だと、代えて66歩打や飛車成りで攻め込むのが正着のようだが、とにかく相手に攻め味を見せないことに専念した。
67:先手74飛と走っても馬に紐がつかないため、68桂成から69龍と寄られて先手困る(79歩と打っても85角打があって受けにならない)、というのを読み切っての飛車寄り(だと思う)。こちらの3分の1の時間でアッサリ外された。序盤でたまたま作戦勝ちになっただけで、読みは自分よりかなり深い方のようだ。
70:代えて66歩打という真綿で首を絞めるような手もあったのだが、自分が思いつく辛い指し方というとこれが精一杯。角打から飛車と交換して攻め崩す順もあったようだが、今回のテーマからは外れる。
74:激辛流はこういう局面が一番難しいと思う。こうやって辛いつもりで指した手が実は緩手で、相手に勝負手を作ってしまうようなパターンは(自分の将棋に限らず)何度も見た。寄っているときには寄せ切る鋭さと、自玉の安全度計算の正確さがあってこその激辛なのだと思う。お互いに時間を使い切り、60秒読みに入った。
85:この馬が55に安定するようだと後手もうかうかしていられないが、この位置なら大丈夫。
86:しかしここで寄せ切らないと激辛の意味がない。
90:この詰めろ金取りで後手はっきりよい、というのが自分の読み。珍しくスムーズだったように思う。

どうも、自分には激辛流はまだ早いようだ。速い攻めを探す技術と安全度の把握力を高めていけば、自然と辛い指し方もできるようになりそうな気がする。
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