先手: GoldPalmTwo (1349)
後手: mdarg (1427) ☗7☗9☗3
対局開始日時: 2017-06-12 06:43:21 +0900
ルール: 平手(R) 15分 + 60秒
後手: mdarg (1427) ☗7☗9☗3
対局開始日時: 2017-06-12 06:43:21 +0900
ルール: 平手(R) 15分 + 60秒
この棋譜へのコメント
1: mdarg (1427) ☗7☗9☗32017-06-14 07:09
変わった形になった棋譜シリーズ [先手旧嬉野流に塚田スペシャルもどき] *現在、なぜか棋譜再生だけができないトラブルが続いており、コメントを頂いても局面確認ができません。ごめんなさい。 1:初手の銀上がりは駒落ちの上手によく用いられる。 3:ここで角を引くのが旧嬉野流、という名前は知っていたし、この形もどこかで見たことがあったが、これが嬉野流なのだということは後から知った。なお、新嬉野流は手順前後して定跡形に合流するだけの指し方のようだ(ちゃんと確認してはいない)。 4:ここで飛車先を決めてしまう手もあった。 6:知らない形でも右銀を上がっておけば居飛車の主張みたいなものはそれなりに作れることが多いし、先手引き角棒銀なら菊水矢倉もあり得るが、この時点では後手棒銀(72銀)を保留するつもりなのと、先手は飛車先交換が受からない形で後手浮き飛車も安定しそうなので、前で受けることにした。先手振り飛車(中飛車のほかに向かい飛車もあり得る)にされたとき囲いが限定されるのいっぽう、単独銀っぽい形には対応しやすい。 8:後から考えるに、ここで86歩と飛車先を決めて、先手に受けの形を決めさせるべきだった。 10:手損のない振り飛車が消えたので金を上がる。陽動振り飛車への反発を考えると右銀の方がよかったか。 11:これで先手しばらく角が捌けないので、54歩と反発しておく手もあった。 12:この角引きは筋が悪い。24の地点を受ける手ではあるのだが、先手5筋での仕掛けはちょっとムリっぽいので、どうせなら54歩から64角の覗きを見た方がよい。直前数局で棒銀を受け損なっており、ここでもピリっとしない展開になった。 26:ともあれ飛車先を切って、いわゆる土下座の歩を打たせたうえで横歩を取り、チョッカイを出してはまた戻る作戦。後から調べたところ、さっさと飛車先を切り86飛のまま置きっ放しにする対策を、本間博六段が指していたそうだ。言われてみればその方が明快だし先手の駒組みも制限できそうに思える。 52:ともあれ、相手が動けば妨害して、手にならない攻めを受けては駒を前に進めているうちに、先手飛車が前に出てきた。ここで35歩と蓋をする手もあっただろうし、33歩打を手抜いて26飛と捻る手もあったところだが、漫然と指してしまった。 62:延々と嫌がらせを続けてついに帰宅の時間。形はかなり乱せたと思う。 64:指してからとんでもない緩手だったことに気づいた。どうして飛車先を受けないのか怪訝に思ってはいたのだが、少し朦朧とし始めていたかもしれない。 78:ようやく飛車を捌き合って後手攻勢に、と思ったのだが、攻め筋をまったく考えずに指していたので思考が混乱してしまった。時間ギリギリで89飛打の筋に気づくも持っていたのは銀。仕方なく「えいや」で置いた。 101:ズルズル悪くするも相手の方に寄せミスが出て、いつの間にか大優勢に。 102:しかしここで77桂打(逃げると55飛や35角があり詰むので同金しかなく、同歩成で寄り)が見えない。なんとしたことか。 109:この着手で必至の詰まず、 114:なのだがこれで詰みを逃がした。手数は長いものの清算して一間龍にするところまでは見えないと。 116:今度は龍切りからの即詰みを見逃した。 120:ついに大悪手。代えて35角ならまだ勝勢だが、完全に紛れた。 134:あれよあれよと悪くして投了。 悔いの残る失着が多かったが、序盤の雰囲気はだいたいわかったので、次に似たような形があればもう少し時間と頭のスタミナを残して指せそう。
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