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先手: mdarg (1427) ☗7☗9☗3Icon mail off
後手: GREAdes (1250) ☗1☗5☗6Icon mail on
対局開始日時: 2017-06-28 12:22:08 +0900
ルール: 平手(R) 15分 + 60秒

この棋譜へのコメント

1: mdarg (1427) ☗7☗9☗32017-06-28 06:48

変わった形になった棋譜シリーズ [後手早石田模様から急襲]
*現在、なぜか棋譜再生だけができないトラブルが続いており、コメントを頂いても局面確認ができません。ごめんなさい。

4:開始早々だが、これは後手悪くなる(そのうち覆る可能性はあるが、現在の定跡では)。
6:おそらくもっとも強硬な手。
7:指し方を覚えておらずとても悩んだ。38銀で26銀と伸びる手を残すのだったか、48銀で57の地点に利きを作っておく(飛車先交換に35角打のような手を消す)のだったか、同歩と取っても悪くはならないが角交換か飛車対抗になる・・・という記憶はだいたい合っており、どれでも居飛車指せる。この形を初めて見る初心者は、先手角交換は怖くない形で、55とか64からの角打ちは46角などと合わせればなんでもない(66角などで飛車角交換させて指すのも有力)ことを確認しておいて欲しい。多分48銀が正着だろう(未確認)。
9:ともあれ銀の位置はどっちでもよかったことになった。この局面をソフトに解析させると、角落ちくらいの差がついている。
11:いわゆる押さえ込みに行くべき局面で「悪くはならないはず」と攻め合いの含みを残したため紛れかかっている。同銀が正着で、後手32飛と振るくらいしかないが35歩打でガッチリ受かり、以後互いに無理をしなければ先手が右辺で優勢のまま駒組みになる。明らかに優勢だが気が進まない展開と、やや優勢で気分よく指せる展開を選べるとき、アマチュアが後者を選ぶのは間違いではないのかもしれないが、相手が意図を汲んで対応するとたいてい望んだ展開にはならず、だったら最初から優勢な順を選んだ方がよい、と思う。
16:明快さに欠ける応手が続いていたところに、後手の無理攻めでいよいよ押さえ込みに入る以外なくなった。
17:これも「優勢を失うわけではないが明快でない」手。▲68玉に△33歩成は▲同銀と受ければ、△同角成には▲同桂△35飛▲46角で受かり△32飛などと引くしかないところで▲24歩と先着できる。▲68玉△33歩成▲同銀に△35飛は、▲44銀で受けて56などへの角打を狙えば先手十分。本譜は42金で受かっていることだけ確認して、相手の狙いは外せているからこれでよいだろうで指してしまった。
22:相手の方は中盤にミスらしいミスがなかったので、これは悔やまれる一着かもしれない。ソフトの評価だと、2枚落ちと同等くらいの差がついてしまった。おそらく何か勘違いがあったのだと思う。
48:ソフトで解析してもこちらに明確な悪手疑問手はないのだが、それ以上に的確な受けと反撃で、リードを広げるどころか後手が微妙に盛り返した局面。こちらの心境としてはまさに2枚落ちの下手を指しているような感じで、相手の方が正確性で上回っている印象。ここまで棋理に従ったごく自然な着手が続いていたところに、突如違和感のある手。自分の第一感は44歩や44銀打など角道を遮る手だった。
49:何かあるのだろうとは思ったのだが「大丈夫だろう」で大悪手を指してしまった。7手目で無駄に時間を浪費したのも響いたが、なによりもここまでの正確な指し回しがあってこその引っ掛けだったと思う。もちろん同龍でなんでもない。
50:龍を取られる手をうっかりしてすっかり紛れた。
53:代えて22角成と自然に指せばまだ互角だったところを、焦って悪くする。
54:代えて36飛と切る手が激痛だったのだが相手の方にも緩手が出る。
55:しかしこちらも受けがピリっとしない。銀か角でガッチリ受けておくべきところ。
58:間駒をケチったせいでこれが厳しく、後手やや優勢。
60:しかしさらに相手の方に寄せのミスが出て先手優勢。代えて44歩と玉を狭くされたらジリ貧だった。
64:代えて26龍でまだしばらく綱渡りが続いたところを、またしても変化球。今度は間違えられない。
65:ソフトの解析では先に▲31飛打と置いてから▲33銀打が正着のよう(△41金と弾きたくても▲33角打があって手にならないため△62玉と逃げるしかない)。ただ本譜でもしっかり受かっている。
67:やはり同角成が正着だが本譜でも寄る。少し消極的になっていたかもしれない。
73:21飛打で勝ってるんじゃないのという気がしたのだが、後からソフトで調べたところ27手で先手勝ちらしい。考えているうちに秒を読まれ「とりあえず」で安全そうな手を指したのだが、▲21飛打△31歩打▲33角打までは間違いなく見えるわけで、おそらく△62玉が最善となれば▲31飛成で寄り、というのは読めなくてはダメだと思う。
78:この着手で後手玉に即詰みがある。
81:代えて41桂成で詰み。追い王手の筋なので読めた方がよいのだろうが、すでに安全勝ちモード(本譜でも必至で先手勝ち)。実は代えて82金打というカッコイイ勝ち方もある。

対局時点でのレート差が350くらいあったのだが、中盤(互いに悪手があった後なのでアドリブのはず)だけ見れば相手の方が圧倒するような内容で、こちらの指し手のチグハグさや受けのお粗末さが浮き立ってしまった。反省したい。たった1手60手目に44歩さえ指せていれば、この将棋は後手のものだった(時間も余していたのでもったいなかったと思う)。
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