大会: 真夏の迫真将棋大会 獣位戦(級位者)
先手: moueel (1625) Icon mail off
後手: SKTMT315 (1286) Icon mail off
対局開始日時: 2017-08-04 20:58:09 +0900

この棋譜へのコメント

1: newnanbu572 (1323) 2017-08-06 11:04

将棋界では近年非常に大きな変化が数多く起こってきた。その中の一つに1983年の王座戦以来の叡王戦のタイトル戦昇格がある。それとはまったくの無縁であるが今夏、真夏の迫真将棋大会が開催される運びとなった。将棋ウォーズ基準で段位者、級位者に分かれトーナメントを戦い将棋淫夢新タイトル「獣座」、「獣位」を争う。今回はその中から獣位戦一回戦moueel兄貴対錯覚トマト兄貴の対局の観戦記をお送りしたい。

両者ともに動画投稿者であり、棋風として振り飛車党、特に四間飛車を得意にしている印象だ。戦型の予想は相振り飛車が筆頭に挙げられるが、どちらかが居飛車を選択する対抗系もあるかもしれない。

 さて対局のほうだがmoueel兄貴の先手番となった。注目の初手は2六歩居飛車宣言である。一方後手の応手3四歩から自然な駒組が続き、8手目4二飛で先手居飛車対後手四間飛車の対抗系と王道を征く戦型となった。さてここから先手が急戦か持久戦にするかが大きな分岐であるが、10手目9四歩のSZKDISKの打診に先手は9六歩と応じ穴熊の可能性は低くなった。それを受けて後手も居玉は避けよと6二玉。先手の作戦がはっきりしたのは21手目5七銀、これで先手は決戦をあくしろよとばかりに急戦の意思をはっきり表明した。次に先手はどの急戦を選択するかだが、後手の4三銀が早いのを見たのか25手目4六銀、左銀急戦通称「斜め棒銀」を選択した。HKSN兄貴をはじめ多くのホモが好んで指しているがプロでも多くの実践がある本戦型、27手目3五歩に対する応手28手目4五歩で前例を離れた。変わって後手5四歩が一般的で他に1二香もあるそうだ(マイボナ棋譜DB調べ)。さて本局は以下角交換をし先手は飛車取りに31手目8八角と打ったが、後手は手抜いて32手目4六歩飛車角交換は振り飛車の望む所、そのための美濃囲い。さて後手の駒得となったがまだまだそう簡単ではない。先手は桂香取りに37手目3一飛と打ち込むが32手目4四角が桂馬にひもをつけつつ9九への成りこみを見せて味良し道夫。受けるには39手目7七桂しかないが、玉頭感じるんでしたよねと40手目6五銀あくまでなりこみを見せていく、このまま7六銀はたまらんと41手目同桂そして42手目9九角成ねんがんのうまがつくれたぞ。そこで43手目6八玉先手も右辺へ逃げ出し下段飛車を生かして攻めていきたいところ。しかし先に攻めがさく裂したのは後手52手目3六桂から56手目4九銀、ふんどしの桂、割りうちの銀手筋の攻めである。であるが後手も守り駒を活用しての攻め、先手も攻め駒を得たので手が空くと怖いところではある。そこで補強の意味でも62手目5二銀ただ攻めに攻めて銀を引くようでは少し変調か?先手に攻めのターンが回ってきたが63手目9五歩しかし根本の香車がいない端攻めではあまり脅威はないか?そして手つかずの美濃の暴力!暴力!で先手玉を寄せ切り最後は先手玉を詰まして後手の錯覚トマト兄貴の勝利となった。

まとめとして中盤の入り口で後手が優位に立ち押し切った将棋だった。慣れていない居飛車側をもった先手に対し定跡を外した後手の作戦がうまくいった格好であろう。
二回戦で錯覚トマト兄貴はピブル兄貴と対戦する。今後の熱戦を大いに期待する。
 これは夢なのか現実なのか…蒸し暑い真夏の夜白熱した将棋は遂に危険な領域へと突入する…

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