先手: mdarg (1424) ☗4☗9☗5Icon mail off
後手: rino (1660) Icon mail off
対局開始日時: 2017-08-13 13:44:34 +0900

この棋譜へのコメント

1: mdarg (1424) ☗4☗9☗52017-08-13 10:29

普通の自戦記 [後手1手損角交換四間飛車に玉頭位取り]
*現在、なぜか棋譜再生だけができないトラブルが続いており、コメントを頂いても局面確認ができません。ごめんなさい。

以前序盤研究として取り上げた玉頭位取り。角交換振り飛車系の将棋ではずっとメインにしているが、序盤中盤終盤とも難解で、やっぱり難しい。
http://system.81dojo.com/ja/kifus/2350438

15:玉移動のタイミングも難しい。今回は後手の仕掛けが遅そうなので先に入城してから囲うことにした。まずくはなかった模様。
19:いちおう金はくっつけてから位を取った。後手は飛車先を保留している分囲いが速いが、こちらも飛車先は1つだけで角交換の手損もあるため、普通に位を取れる。
29:24歩や76銀も早く指したいが、後手が囲い重視なので、合わせて指す意味で駒組に手を費やした。
31:位取りの理想形である銀立ち矢倉。無理なく組み上がれば右辺が相当酷くない限り居飛車それなり以上に指せるはず。
32:後手振り飛車は銀冠。もちろん優秀な陣形ではあるものの、7筋の位を取られると通常型ほどは堅くないし粘れない。先手8筋6筋の位を取れていないのはマイナスではなく、歩がジグザグに並ぶ形は仕掛けを作りやすい。高段者の将棋ならわからないが、6~8筋のどこかで位を取れていれば十分手にはなる。
33:しかしこれは構想に無理があった。要点としては、右銀の活用(しないこともあるけど)と角を中央(理想は66だけど多くの場合は56、たまに77や87)に安定させることが課題なのだが、代えて▲56歩と欲張りに指して、△54歩と反発するなら57銀で先手満足だった(後手は飛車先の受けに銀か飛車を使わなければならない制約があるのがポイントで、突き詰めると向かい飛車にするしかなく、5筋に争点ができるのは先手歓迎)。
34:さすがに段位者は△58角打などとソッポに馬を作るような手を指さない(ソフトに解析させると有力手扱いだが、▲25角打と合わせて△49角成▲16角△同馬▲同じ歩でなんでもなく、ふたたび△58角打と食いついても▲27角打が上手い返しで、△14角成▲63角成△同金▲25金打で「なにやってるの?」ということにしかならない)。
41:この時点では右辺が捌けない形になったのがかなり気になっていたが、ひとまず大きな不利はないまま中盤に入った。
42:ここで唐突に違和感のある手。1手パスなら16歩でもよさそうなものだが、たしかにどうせ指すなら14歩よりは価値が高そうにも見える。
43:位取りのセオリーなら代えて56角打なのだが・・・
51:4段目が素通しになったのを咎めたい一心でムリ攻めを敢行してしまった。先手4枚囲いとはいえ銀冠よりは確実に脆く、そのうえ先に龍を作られて、さすがにはっきり悪い。
52:しかし後手もこれは少し緩かったか。代えて58角打や45桂が激痛だった。
53:これ幸いと駒をぶつけて面倒な局面を作りに出る。
57:とても悩んだ結果、▲同飛成に△69角打が寄り筋なのだろうという見当はついた。金1枚になって7筋で叩かれると89金を打たれてお手上げ。かといって▲64歩に△24歩と取り合ってくれるならまだ絡み付けるが、いったん△62金とかわされると74歩打では間に合わないし73歩打だと玉形がよくなってしまう。あとはもう棋理の問題ではなく、状況的に相手が間違えてくれないと勝ち目はなさそうだし、55手目に69角打でないのだからこの筋は見えていないのかもしれない、いやきっと見えていないに違いないと勝手に決めて「お願い」した。
58:願いが天に通じた。
59:どうせ足りないので駒を前に出す。
63:どうせ受からないので取れる駒は取る。
71:桂を渡すと多分詰むし、続きそうな王手もないが、自玉が危険すぎるのでおそらくこれがラストチャンス、ということを確認して、うっかりしたときに一番危険そうな手を選んだ。
74:形勢的にはまだ後手勝勢なのだが、心理的には一気に光明が差した。この形で代えて76桂が見えないということは、自信を持って寄せに来ているわけではない。
75:あまりギリギリで指すと「ああ、やっぱり受けがない」みたいな感じになるし、あまり早いと「諦めモード」に見えるので、できるだけ「ああこれは受かったな」みたいな雰囲気になるように指した。将棋に勝つための努力としては方向性がおかしいような気がするが、ここまで来てしまっては指し手時間くらいしかコントロールできる要素がない。
76:おおおお、やった。これはワンチャンスある。
77:急に元気になり時間を使って読む。詰まさないと勝てないが、詰むとしたら83金打か83銀打、というところまで考えたが、どっちなら詰むのかまったくわからない。金なら質駒から回収できそうな感じだから銀を残そうか、という考えで指した。後からソフトで調べたところ、どっちでも詰んでる模様。
81:61角打を検討してみたが、上からの方が間違いがなさそうに見えた。
84:予想していなかった受け。
85:けっこう混乱している「72銀は打たせても大丈夫だってこと?でも上からでも詰みそうだよね?あれ?」みたいな感じで読みが進まず、秒を読まれて、さっき「こっちでも詰んでるのかも」と検討した順に頼る。
87:落ち着きはしたが、まだ詰姿は見えていない。74銀でも72角成でも詰みそうな気はするが、下から追いかけて最後に「小部屋」ができて捕まらないと悲惨なので、上から押すことにした。
89:先の検討で52角の形になれば詰むかなという印象があったので、それを軸に考える。おそらく詰んだだろうというところまで確認して着手。
91:実はまだ読み切れていない。
93:ようやく詰んでいることを確認。

本譜は51手目でこちらが将棋を壊してしまったので「互いに力を出せる展開」とはいかなかったが、いつも人間らしい将棋で対局してくださるrinoさんにお礼を申し上げたい。自分は(本当に都合が悪いときと、よほど退屈な将棋を指された記憶が残っているとき以外は)いかにもインチキ指ししている印象を持った相手でもめったに対局を断らないし、レート稼ぎみたいなこともしないので、81道場で「普通に遊んでいる」人と対局するとレートのやり取りで少し不公平があるのかなという気はしている。これに懲りずまたお相手頂ければ幸い。

この棋譜にコメントするにはログインして下さい


このページは81Dojoのデータ管理・閲覧用ウェブシステムです。対局用アプリはサイトのトップページ( http://81dojo.com/jp )にある「道場入口」より起動して下さい。