Tournament: 1st Blue Dragons Cup (R1499-1300 class)
Sente: norider (1458)
Gote: 708 (1598) ☗0☗0☗0
Game started at: 2016-11-23 05:12:45 UTC
Game rule: Rated, 15 min + 60 sec
Sente: norider (1458)
Gote: 708 (1598) ☗0☗0☗0
Game started at: 2016-11-23 05:12:45 UTC
Game rule: Rated, 15 min + 60 sec
Comments for this game
1: 708 (1598) ☗0☗0☗02016-11-23 05:44
28手目 捌ければ大きい。34飛を咎めに行った。 30手目 飛車の動きを悪くさせて満足。 36手目 悪手。銀冠への組み換えだが、良くなかった。金無双のまま戦ったほうがスキがなかった。 一歩損だが飛車の働きで互角?ぽいので金無双から左銀を活用する方針で行くべきだった。 37手目 好手。銀冠への組み換えを咎める手。角交換から46角の飛車香取りがあるが、見えていなかった。 58手目 投了。82飛車と32飛車を同時に防げずやむなし。
2: nabla8 (1958) 2016-11-27 00:35
序盤での疑問手 ①8手目の△82銀は不要不急の手です。△24歩と飛車先の歩を突いて攻撃に使いたいです。 (82に角が居ませんので、▲85歩となった状態で手抜きしても飛車は成れないのです) ②16手目の△72玉も不要不急の手です。△25歩と突いて、角頭の34の歩を間接的に守ります。 21手目で▲34飛と歩を取られ歩損と成っています。この手が疑問なのは、将棋の基本原理の「数多ければ勝つ」の理に反しています。「2枚換えなら歩ともしろ」の格言が一例ですね。 ③23手目の▲28銀は疑問な手です。▲36飛と引いて26の点を守り、後手に歩の交換をさせないことが先です。▲28銀は後で間に合います。 ④30手目の△34歩は、消極的な手に見えます。守るなら△48銀が理にかなっています。せっかく先手の疑問手で手に入れた歩を手放すのは序盤感覚として疑問です。また、84飛車回りなどの含みを自ら無くしています。 ※将棋は、1手早く相手の王様を詰めるゲームですので、終盤力を高める必要があります。 しかし、序盤のでの駒損や攻守の態勢も重要となります。序盤を「上辺はは静かなる水鳥の休むことなき水かく足」と表した棋士がいました(故人) 、
3: 708 (1598) ☗0☗0☗02016-11-27 05:35
なるほど。やはり左銀を前に出していくのが良いのですね。 欲張らず、焦らない指し方を身に付けたい…。 ところで、未だ相振りにおける大まかな定跡というのを僕は理解しておらず、 ほぼ感覚で指しています。そのためひどい負け方をする時があります(単に力不足)。 相振りは乱戦になってしまうことが多々ありますが、未知の局面への対応力というのはどうつければ良いのでしょうか? 棋譜コメントでこのようなことを質問するのは恐縮ですが、どうぞ宜しくお願いします。 毎回貴重なコメント有難うございます。
4: nabla8 (1958) 2016-11-27 10:30
実は私も定跡はほとんど知りません。指導将棋のために2枚落ちを学んだ程度です。 私は無線屋なのでオームの法則、キルヒの法則の基本を何時も念頭においています。 将棋も基本を理解し、実戦で工夫すればよいのではと思います。 本よりも強い人の対局観戦や棋譜をみて真似をするとよいと思います。 様々なタイプの強い方が多く居ますし、この81Dojoの棋譜機能は最高ですので活用をお薦めします。 (勝つと嬉しいし、負けると悔しいですが、負けた将棋に上達のヒントが隠されているように思えます) ①将棋の基本原理は「数多ければ勝つ」です。(故加藤治郎先生から教えられました) 同数の場合は、先に仕掛けたほうが負けます。居飛車で24又は86の地点を角か銀で受けますね。 位、捌き、速度などの用語がありますが、この数の原則は変りません。 ②序盤は、「位」が大切です。(敵陣に成込むと駒の価値が上がるルールなので、敵陣に向けて歩を進めます。戦略的にも攻撃の拠点が敵陣に近いほうが有利になります) ③寄せは駒の損得よりも速度になります。1手速く相手の王様を詰めればよいので必要最小限の駒が有ればよいとの考え方と理解できます。 ④捌きは、説明が難しいのですが、一面を捉えると駒の交換で駒に付加価値を持たせることと考えることも出来ます。 ※盤上の駒は、決まった範囲でしか動くことが出来ないですが、持駒は盤上の何処にでも打てます。(ルールの範囲で) 同じ能力の駒ですが、自由な移動能力を得たと考えれば駒の付加価値になります。 ただし、駒の交換は損得勘定(数の原則)と利用場所(持駒の移動能力+利用価値)の考慮が大切です。 ※以上のような事を理解し、組み合わせて実践すれば問題点の解決が可能と思います。 ※感覚で指していますと記してありますが、良いことです。知識を高めるよりも感覚を磨く方が賢明と思います。 まずは、勝って脳にご褒美をあげ、負けた悔しさをバネに上達を目指してください。
5: 708 (1598) ☗0☗0☗02016-11-27 13:51
ご丁寧に有難うございます…。なんというか頭が下がる思いです。 駒を手持ちにすることにそこまでの効果があったとは、、、 元来僕は将棋を基礎から学んだ人間ではないので、↑こういう事を教えていただくのは非常に為になります。 巧く言葉に出来ないのですが、nabla8さんには本当に感謝しています。 肝に銘じて対局に望みます。
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