Sente: ryuukakurono (1205) ☗2☗7☗4
Gote: mdarg (1427) ☗7☗9☗3
Game started at: 2017-02-19 12:58:30 UTC
Game rule: Rated, 15 min + 60 sec
Gote: mdarg (1427) ☗7☗9☗3
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Game rule: Rated, 15 min + 60 sec
Comments for this game
1: mdarg (1427) ☗7☗9☗32017-02-19 16:23
詳説自戦記 [32金型居飛穴4筋受けず] 最近すっかり自分の将棋を崩しているので気分を変えて穴熊、以前から構想していた4筋受けずの形を試した。運よく直前の将棋と合わせて2連続で試せたのだが、後からソフトで解析したところどうも不成立のようで、結果的にはお蔵入りとなった。 http://system.81dojo.com/ja/kifus/2102024 3:居飛穴を指したくてウズウズしてるときに連続で三間飛車と対局なんてラッキー、と思ったのだが、 9:変則四間飛車だったよう。 21:囲い方も変わっているが、穴熊以外考えていないのでどうせ合流するだろうと考えていた。 32:前局に引き続き、また32金型に組めそうな形になった。組めるなら32金型の方が堅い、というのはわかる話だが、どう扱ってよいのかイマイチわかっていない。 34:33角のまま通すなら代えて55歩もあったかもしれないが、銀を追い掛け回しているうちにいつの間にか振り飛車捌け居飛車は凝り形、みたいなパターンが嫌なので地味に指す。ソフト的には代えて64銀がオススメらしい。 38:43金型なら、引かずに銀桂交換しても取り込ませて金を押し上げても指せる形だが、7筋の位を取られていて反発も遅そうだし、前局で悪くした4筋受けずの形をもう一度試したいと考えて引いた。しかし消極的だったようで、取り込みたければ取り込ませて(途中8筋突き捨てを入れながら)7筋を進めるのが正着だったよう。やはり一局指したらきちんと検討して次に進まないと、手順の整理に支障が出ると思う。 42:今度も銀を斜めに繰り出して手を作る構想。 45:前局は銀出が早かったので44歩と垂らされたが、今度は直接叩かれた。ソフトの判断では、この時点で振り飛車がやや優勢。うーん、やっぱり無理筋かぁ。 51:自分の読みは61飛成だったが、ソフトによると、どっこいか本譜がごく微妙に勝るくらいらしい。味が悪そうに見えた45桂はかなり有力なようで、まったく読みから抜けていた64歩打もあった。 53:振り飛車としては悔やまれる一着だったかもしれない。代えて52龍、42歩成同角の交換を入れてから52龍、22角成を同金上がると取らせてから52龍、地味ながら攻めがつながる54龍と、有力手がいくつかあった。 68:互角に戻ってこちらもなんとか攻めの形を作ったが、ここで受け損なった。指した直後に気付いたのだが、振り飛車71角打から龍が入り込む攻めがやたらと速く、ここは居飛車も33桂の緊急手段で攻めを加速させないと間に合わない。どうもまだ穴熊の前のめり感をつかめていないようだ。ここから難解な局面が続き、先手後手とも微妙に正着を外した指し手になる。 70:43金と歩を払うのが冷静。ちょうど15分を使い切って60秒読みに入った。 72:出たからには88飛成らしい。 74:なんとかして攻防手をひねり出さなければと思い打ったのだがかなりの悪手で、88飛成が正着で89も有力、どうせ角を打つなら83か94にしなさいというのがソフトのお達し。 76:同飛も考えはしたのだが、同飛同金同角に47飛打(あちょー)と受けられて厳しそうに見えた。しかし、47飛打には37角成とぶった切って同玉に33桂(どあちょー)で後手指せる、というのがソフトの見解。あと10年居飛穴を指しても、そんな手見えるようにはならないと思う。 85:ともあれ紆余曲折あって後手優勢になり寄せの局面。 86:とても悩んだのだが時間がなく読み切れなかった。ひと目の47金打は次善手で、先に39龍と切るのが正着らしい。秒を読まれて「えいや」で指すならひと目の手、というのは本当だと思う。 87:自分としては、▲22と金△同金▲21龍に△同金で詰まず1手半くらいの勝ち、と思ったのだが読み抜けで、▲21と金△同金▲同龍△同玉からの詰めろがかかっている。この間もこんな読み抜けあったなぁ。反省。 90:それなりに悩みはしたのだが、自玉は詰まないと思っているし、並べ詰みの簡単な必至に飛びついてしまった。代えて△28銀打が正着、応じて▲26玉には△36銀成が機敏で54の歩も地味に利いており詰み(手数は長くなるが37龍でも詰む)、応じて▲同角はなんとなく詰まないかなと思ったのだが、△同龍▲同玉△39角打に▲37玉と逃げられても△48角成▲46玉△55金打▲35玉△45金打▲34玉の追い王手から△32金にて必至の詰まず、だとソフトが教えてくれた(つまり実際には半手勝ち)。 100:先手の金の枚数を勘違いして「あれ、なんで詰んでるんだ?ぎょえぇー」という状態で指している。 101:投了されてびっくり。思わず「いまの詰んでませんでした?」と聞き相手の方を困惑させてしまった。申し訳ない。 最後の最後でお互いにミスが出たが、級位者の将棋で60秒読みならこのくらいのドタバタは起きるものだと思う。中盤の終わりくらいの難解な局面も、お互い最善手はなかなか指せなかったとはいえ、勝負としては白熱していたと思う。
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