Tournament: 第14回世界名手選手権大会予選
Sente: nak326 (1551)
Gote: sinzyu (1937) ☗6☗6☗6
Game started at: 2018-01-19 12:27:24 UTC
Game rule: Rated, 15 min + 60 sec
Sente: nak326 (1551)
Gote: sinzyu (1937) ☗6☗6☗6
Game started at: 2018-01-19 12:27:24 UTC
Game rule: Rated, 15 min + 60 sec
Comments for this game
1: sinzyu (1937) ☗6☗6☗62018-01-20 06:11
第14回世界名手選手権大会予選での一局。 二転三転の将棋でしたが、偶然にも複数回の私の飛車切りの悪手が 大きいポイントになったようです。 1回目:22手目 相手の左辺に隙ありと見て、飛車を切って角を取って打ち込みを狙いました。 27角、59金、当然金を取られてはダメなので金を寄ります。 しかし飛車取りにもなってるので36角成、同歩、27飛、 あれ、飛車を取った時にできたスペースに桂が逃げられる・・ でも、飛車を成って香は取れるからいいか、こちらは71銀のままなので打ち込みに強い、 と思っていたら82歩! 同銀は72飛と打たれてもっと悪くなってしまいます。 複数個の読み抜けがあり、形成を悪くしてしまいました。 2回目:62手目 59手目に77玉と逃げて、金銀を取らせる間に安全な右辺に逃げられていい勝負、 と思っていたら、57玉と顔面受けのような感じに逃げられました。 隙ありと見て59竜、同玉、56桂としましたが、57角と受けられて攻めが無くなりました。 結局、飛車を渡してしまった上に、右辺にも逃げられてしまいました。 飛車を切るにしても、38歩成、58玉、59竜、同玉、57銀の方が良かったようです。 または、飛車を切る前に56歩と垂らしておいても受けにくかったでしょう。 3回目:138手目 詰みありと見て、桂の合駒を同飛車と切った局面。 本譜と似た進行ですが、145手目に66玉と逃げるものだとかって読みをしていました。 そうなら65歩、56玉、46とで詰みなのですが、 先に56玉と逃げるのが好手で、46と、66玉、65歩が打ち歩詰めになってしまいます。 しかし、飛車を切った時に入手した桂を打って、同飛車成で打ち歩詰みの筋が消えて、 詰ませられる筋が見えて助かったと思ったら、 同飛車不成!とされると打ち歩詰めの筋が消えないので頭が真っ白に。 実戦は同飛車成だったので詰ますことができましたが、 同飛車不成なら32金などと受けに回ることを考えていました。 しかし、同飛車不成でも、65馬と捨てれば本譜と似た筋で詰む事が感想戦で分かりました。 実際にその局面になって1分将棋で発見できたかは不明です。 3回目の飛車切りは結果的には正解でしたが、読み抜けが一杯あったのでダメでした。 形成判断の基本は駒の損得ですので、 一番価値の高い飛車を切るときは細心の注意が必要ですね・・ ありがとうございました。
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