1: nabla8 (1958) 2018-11-02 08:33

この対局は、第一回幻位戦のハンディ対局です。
1.55手目受けか攻めか迷いながら76桂の攻めを選択しました。局後の検討で、52金打ちの受けが検討されました。
しかし、以下の手順、▲41竜△51銀▲45桂△同歩▲21竜△43金▲11角成までが想定されます。上手は歩切れであり、下手から76歩打ちの攻め等がり若干、延命した状態となり好まない局面です。
2.そこで、攻めを選択し、61手目の勝負手にかけました。71手目の86金は、△64角も読んだのですが、▲55桂打ちがあり、駄目と判断しました（55桂を同角は詰みがあり、同歩は54銀捨てがあります）。
71手目△86金の詰めろで下駄を預けたのですが、見事に即詰みにされていましました。
3.後日、棋譜を見ながら気付いたことは、69手目は、△55角と打って下手の応手をきく方が、楽しみが有ったように思いました。
以下、▲77歩△76桂▲78玉△86金とする順です（勝手読みです）。