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1: nabla8 (1958) 2018-11-12 06:18
<第1回幻位戦のハンディ対局> 上手を持っての飛車香落ち対局は半世紀振りです。 知っている型は古典的ですが、今回は美濃囲いを試みました。 1、21手目の角のうち場所で30秒ほど考えました。この対局は(15-60)ですが、終局までの最長考慮時間は86秒で、ほぼ60秒以内で進行しました。 2、△33角は、同角成の対応が厄介です。△同桂は、▲31角があり、△同銀は、棒銀のお手伝いになるので、△同金と応じた後の変化が好めなかった。 3、△44角に、同角以下28手目▲43角まで着手が2秒以内での進行から推測して、下手側の研究範囲と、推測されたが、下手側手順に若干、無理を感じました。 4、49手目の△45歩は、△55角打ちと、△29馬の後、△46歩と突き出す含みです。下手は▲44桂と打ち△43金と受け▲22竜となります(▲52桂成は切れ筋と考えられます)。 5、仕立ては▲42金と美濃囲を崩しにきますが、△56桂が詰めろとなり、▲58歩△29馬と桂を取った手が△47桂の詰めろですので、▲29竜と馬を取れないのです。 6、61手目86秒を掛けて読みましたが、次ぎの△52同金の後、△48角打ちで詰むのかを考えていました。下手が▲同銀なら詰みそうですが、▲69玉とかわされた場合、詰みがなさそうです(参考△48角▲同銀△同馬▲69玉△68桂成▲同玉△56桂▲78玉△68金▲77玉△67金▲86玉△85銀▲同玉△84馬▲86玉△85金まで)。 7、また、61手目△35角でも勝てそうに思えたのですが、安全な勝を目指して本譜としました。 ▲42竜△24角▲57金△同角成の詰めろを▲77銀と受けても△68桂成▲同銀△78金で必至です。
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