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1: cpx2020 (1229) ☗0☗0☗02020-03-24 13:58
33手目に棒銀が確定したのに23桂と跳ねる意味が解らないし21玉と寄った意味も解らない。めちゃくちゃだ。相手は急戦で来てるのに何も考えずに菊水矢倉に組んだのが敗因だ。急戦や棒銀に対する駒組みをもう一度確認します。
2: hissori (2326) 2020-03-24 15:41
だいぶ悩んでおられるようですね 4手目14歩は悪手ではありません ただ、本譜のように、矢倉や菊水矢倉に組むのならとがめられてしまいます つまり、14歩を早期に突いた場合は、持久戦にして玉を囲う構想自体が破綻していることになります では、どうやって14歩を活かすか…… 考え方は二つです 14歩をとがめられる前に戦いを起こすか(急戦を狙うと言うことですね)、玉を反対側に囲うかです ただ、両方とも相当戦い方が難しいのです 急戦を狙うと言うことは、相手の不備を積極的に捉えると言うことですので、必然的に中央や飛車先に手を掛けることになります ですが、14歩はその方針に則っていません 端の一手が急戦では活きない可能性が高いのです 玉を反対側に囲う考え方はあります 右玉や振り飛車、陽動振り飛車などがこの考え方に該当します それはそれでありなのですが、CPXさんは振り飛車や右玉が指したくて14歩を突いている訳ではありませんので、新たにもう一つ戦法をマスターしなければならないことになり、14歩のためだけに序盤構想を拡げなくてはならなくなります 私も序盤で14歩と突くことはあります 初手から、76歩 84歩 16歩 14歩の展開の時です ですが、この14歩には相当深い事情が含まれていまして、詳しく書くと一冊本が書けるほど変化が膨大です 例えば先手がこの後四間飛車にした時と三間飛車にした時では玉の囲い方自体が違いますし(前者は急戦や左美濃、ミレニアムなどを狙いますが、後者は穴熊にします)、相居飛車戦になった場合は必ず急戦を仕掛けます 急戦も先手の陣形次第で7種類ほどのバリエーションが用意されていたりするんですね それと、横歩取りの変化についても全く別の戦い方が用意してありますので、14歩には多大な意味が込められているんです 先手も16歩と突くのにはそれ相応の理由があり、例えば藤井システムやトマホークの使い手は積極的に16歩と突いてきます あと、相居飛車戦で棒銀を狙いたい人も…… つまり、14歩はこれらの先手側の意図を様々な戦型を駆使することによって拒否している意味があるんです こう書いて、 「ああ、なるほどね」 と思う人はほとんどいません(笑) 何故かと言うと、そんな面倒なことをしなくても、端を省いて戦う方法が多々あるからなんです 話を戻しますね CPXさんの14歩は、恐らく相がかり対策なのでしょう もっと端的に言うと、横歩を取られる変化を恐れているのだと思います だとしたら、少なくとも相手が飛車先の歩を突いてからで十分間に合います 角道を突いた場合にはほとんど14歩は必要ないことを書いておきます 後手番は一手の差が大きいんですよ 特に相居飛車戦は ですので、端に一手掛ける余裕が無いケースが多々あることを覚えておいて下さいね
3: cpx2020 (1229) ☗0☗0☗02020-03-24 23:30
hissoriさま棋譜コメントありがとうございます。ご察しの通り最序盤の駒組みで頭を悩めております。自分の意図する形になれば二段にも1発入るし今回みたいに最序盤で間違えると8級にも勝てません(笑)そんな軟弱な最序盤を(方針のしっかりした駒組み)確立することが今の自分の最重要課題ではないかと思います。(『最』多すぎ笑笑)出来るだけ序盤では時間を使わない様にしたいからですね。やはり英春流は序盤が命なのでここさえ押さえておけば後は自由に指せるのでしっかり時間をかけて習得したいと思います。最近は対局過多になってましたので調整して序盤研究に充てようと思います。相手の陣形をしっかり見てそれに対応するカメレオンのような序盤を目指して頑張ります。アドバイス有難う御座いました。
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