1: Chouwa (2139) ☗12☗7☗112020-08-15 23:16

この対局は、序盤でリードを奪ったかなと思いましたが、実力の差が違いすぎました。
中終盤で吹っ飛ばされました（笑）。
では、何が悪かったかを振り返ってみようと思います。

この対局の直前、「三間飛車名局集」という本の、第17回NHK杯争奪戦の、加藤一二三八段対花村元司八段（どちらも当時のものです）の棋譜を並べしていました。
それで、偶然26手目辺り、すごく似ていました（笑）。（加藤対花村戦は端歩の交換がなく、また、６８銀、６４歩の交換が入れてありました。）
６８銀、６４歩の交換が入れてないとどうなるのか、とても気になりました（笑）。３５歩はもうノリです（笑）。もちろん４２飛もあるのですが、ここは強くいこうという事で３５歩を選びました。

ちなみに実戦は、31手目、２４歩でした。以下、３６歩、２３歩成、３５飛、２５飛という感じです。本では、これで先手の仕掛けが成功していると書いてありました。美濃が堅く、まだまだ難しいとは思いますが......

37手目辺りで、これはいける、と思いました。ただ、38手目は緩手です。ここでは37歩成として、以下同銀、６４角なら優勢だったと思います。以下、４７金には、２５桂が幸便で、まだなにが起こるかはわかりませんが、これなら会心の一局となっていたでしょう。思えばこのあたりは、「強く踏み込む」という意識が頭から抜けていました......
まだまだですね...

また、他の例をあげると、39手目の４３歩成に同金が優りましたね。加藤対花村戦もだいぶケースが違ってしましたが、６２金寄っていたので、ノリで指してしまいました。と金をつくられた損は相当です。

最後に例をあげると、43手目で３７同角成とするべきでした。同銀に２５桂が幸便です。
まだ経験値不足というのもありますが、「踏み込むこと」が意識できていなかったのも大きな理由だったと思います。

他にも様々な疑問手や悪手があったと思います。ご指摘いただければ幸いに存じます。

2: kokolemon (2562) ☗0☗0☗02020-08-16 01:41

4149角から37歩成も有ったかと思います。

3: Chouwa (2139) ☗12☗7☗112020-08-16 01:45

kokolemonさん、
おっしゃるとおりです。あれ、４９角読んでいたんですけどね。なんで指さなかったのだろう...？

4: hissori (2326) 2020-08-16 03:10

これかあ……
確かに先手良しとされているんだけど、美濃囲いの5筋が突いていないから難しそうなんだよね
後手を持って西山さんが最近数局指していたような気がする
25飛以下、34銀　35飛　同銀　45桂　47歩　同金　44角　55角　37歩成　同銀　49飛みたいな展開が予想されるけど、相当難しいね


38手目で37歩成　同銀　64角かあ……
確かに27飛は25桂で良さそうだね

なんだけど……
35飛とか根性出して受けられたらどうするんだろう？（笑）
まだ結構大変そうだね

本譜の64角も悪くないと思うよ
43歩成も同金、62金、どちらもありそう（少し同金が優りそうだけど……）
この辺り、53歩型が活きる展開に持ち込んでいるし頑張って指せていると思うよ


問題は、42手目37歩成じゃないかな？
もう少し得が出来たような気がする
ここは38角と打ちたいかな？

まあ、37歩成でも優勢には違いないけど、38角の方が簡明だから


44手目25桂は？？って感じ
何故取らない？（笑）
まあ、それでも難しそうだけど、37歩成と25桂で相当差が詰まった気がする

19角成でも一回43銀とと金を外す手も考えたい


50手目56銀が悪手
出る方向が違うし（出るなら76だけど、今のところまだ無理）、53とが無条件で入っては美濃囲いがいくら堅くても持たない
これが敗着かな？

64馬としたいね
それで難しいと思う
64馬は84香と打てば寄せにも使えそうだし、かなりお得な一手に見える


53で清算してからはチャンスが無いかな
ちょっと差が大きすぎる


反省するところは、やはり44手目かな？
少なくとも、62金と寄った手との整合性が無いでしょ
62金は抑え込みなどではなく、速度勝ちを目指した一手
あとはほぼ受けるつもりがありません……、って意図だからさ
だったら、攻めのスタッフで一番強力な飛車を取らなきゃ始まらないじゃない


まあ、でも、何故53歩型で急戦を受けているのか、少し意味が分かってきたんじゃない？
一方的には決まらないんだよ、居飛車側の攻めもね
53歩型の美濃囲いは無茶苦茶堅いからさ

5: Chouwa (2139) ☗12☗7☗112020-08-16 12:56

hissoriさん、
ありがとうございます！
しっっっかり反省しておきます。
おっしゃるとおり、対局を積み重ねているうちに☖5三歩型は想像を絶する堅さということに気づきました。