先手・後手での勝率の違い
プロの将棋では、先手の勝率が52~53%だと聞きます。一方アマチュアでは棋力が低い分、先手と後手の勝率差はほぼないのではないか、と思っていました。
そこで、12月末時点での私の成績を見てみると、
持ち時間15分の対局では、
先手番 23勝9敗 勝率は約7割2分
後手番 15勝17敗 勝率は約4割7分
けっこうな差になっていました。
サンプルサイズが少ない、後手番で上の段の方との対戦がわずかに多かった、なども原因として考えられそうですが、なかなか面白い傾向です。アマチュアでは一手の差がプロよりも大きいのか、個人的な棋風の問題か。あるいは私の後手番での指し方に課題があるのか。(そもそも問題なのは、後手番での勝率の低さに対する自覚のなさです…)
アマチュアの場合、楽しむことが一番だと思っているため、自分の課題を突き詰めて、なんとしてでも後手番の勝率を上昇させよう、とまでは考えていません。とはいえ、もう少しバランスよくならないものかな、とは思っています。
みなさんの傾向はいかがでしょうか。データがある方は教えていただけると幸いです。
Oshiruko78 様
情報提供をありがとうございます。
Oshiruko78さん傾向は、数百局指したうえでのものですから、私よりもずっと信頼できるデータですね。後手番で自信をもって指せる戦法があるかどうかも、重要なのかもしれませんね。今後の対策の参考にさせていただきます。
私の傾向です。
2019年
先手
117勝120敗
後手
110勝130敗
直近300局
先手72勝78敗
後手74勝75敗
最近は後手の勝率が高いですねー
後手番のミレニアムで勝ててたので、こうなりました。
長いスパンでみますと、先手三間の勝率が安定して勝ち越していますので、先手の勝率が高いですね。
私はゴールドですので先後指定で検索をしました。
直近300局のは、成績詳細のグラフから読み取りました。
参考まで。
Oshiruko78
ryuk666999 様
早速教えていただき、ありがとうございます。
全体では先手後手の勝率の差はほぼないにしても、個人個人のバリエーションがありそうですね。後手番の方が得意、という方も見てみたい気がします。
私も手作業で行いましたが、マイレージのクラスが上がれば、先後の指定もできるようです。
Luna_Lovegood0927 様
情報をありがとうございます。早速解決しました。
全体では、先後の差はほぼないと思ってよいのですね。
調べてみましたら、プロの棋士の先手・後手 勝率ギャップの一覧がありました。
http://kishibetsu.com/gap/gap_total_1_0.html
勝率の差が1割を超える人も珍しくなく(40人以上)、逆に後手番の方が勝率が高い棋士は20人程度ですね。
私の傾向に関しては、自分自身の将棋を少し見直して考えてみたいと思います。
私の場合です。
先手番 24勝22敗 勝率 5割2分1厘
後手番 23勝30敗 勝率 4割3分3厘
※ちなみに1千日手がありました。
ほぼほぼ統計通りで多少の誤差程度でしょうか。
(そもそも私の勝率は5割を切っているので)
手作業で拾い出したのですが結構大変でした。
簡単に抽出する方法ってあったりしますか?
プロ▲33302勝 - △30040勝 勝率0.526
81道場▲20596勝 - △19807勝 勝率0.509
Floodgate▲26570勝 - △23947勝 勝率0.525
局面ペディア(http://kyokumen.jp/positions/start/1)で調べたらこんな感じでした
Floodgateでは先手がかなり押してるときいてたので意外です