将棋雑感 その2
nabla8 (1958) 2023-07-09 09:38
将棋雑感 その2 <.駒の動きと特徴>ホームページより 玉将(ぎょくしょう) 略して「玉(ぎょく)」といいます。王将(おうしょう)-略して王(おう)も同じ駒です。裏は無地で、成る事はできません。将棋において、最も大切な駒です。 玉は自分のまわりに一つずつ動けます(下図の赤色の部分)。になります。 玉将(王将)は、「最も大切な駒」としていますが、8種類ある駒の中で玉将は特別な駒として定義する必要性があります。 ※ 例として玉将は特別な駒であり、「詰ます」以外の全てを禁じると、定義します。 注釈)玉将は取ることも、交換することも、捨てることも禁じる。また、駒の価値を教える方法に値段を付けて比較する方法がありますが、玉将に値段をつけてはならない。 値段をつけることは高額であっても交換が可能であることになります。 何億円であろうと、金銭で交換可能を意味しますので、値段をつけてはならないのです。 玉将は「詰ます」以外の全てを禁止(反則負け)にしない場合の弊害 1.取られると負けは、詰みの状態は玉将が取られていません。相手の王将に一太刀あびせる逆王手があります。(及ばずながら、倒れる前に剣を投げつけるアニメ的美観あり) 2.詰め駒を取るまたは自爆玉があります。「取られて死す」で一矢報いるのです。海外の級位者がこれらを行った場合、腹が立つよりも「お主やるね」との思いが強く笑えてきます。 3.これらの行為は「反則負け」になっていますが、マナーに反しても「反則」では無いと解釈が生まれます。(マナー違反は反則と異なり、単なる負けです) 4.母国語の日本語の表記でも解釈に苦慮しますが、外国語に翻訳して伝えられた相手はどのような解釈をするのか興味津々です。 <ハンディについて>ホームページより なお、初心者の方が指す場合、「駒落ち」といって、上位者が駒を減らす事によってハンディをつける将棋になることが普通です。ハンディをつけるほうを上手(うわて)、全部の駒を使って指すほうを下手(したて)と言います。一方、お互いハンディなしで指す普通の将棋は「平手」といいます。 主な駒落ちとして、以下のものがあります。 駒落ちが何故ハンディになるのかの説明が無く、全体が曖昧です。 ホームページでは、ハンディの明確な意味を示す必要があります。 ハンディの説明は、将棋の基本原理が「数、多ければ勝つ」に基づいて説明することが、論理的で且つ、合理的と考えられます。 因みに、将棋の位、捌き、寄せは速度等は、全て「数、多ければ勝つ」の中に含まれます。 「数、多ければ勝つ」は、日本将棋連盟 故加藤治郎名誉九段から学びました。 名誉九段は初の大卒棋士として知られ説明が論理的で分かり易かった記憶があります。 また「将棋は歩から」の名著があり、「たれ歩」「ダンスの歩」などの名付け親としても知られています。 ※ハンディを分かり易く説明方法の一つとして 子供を対象とした場合、講師とハンディ戦になりますので明確な理由を示す必要があります。 (大人の場合は総合的な理解力があり、他のことと対比する簡便な方法もあります) 1、駒の値段(独断と偏見で決めていますが、それなりの理由付けを考慮しました) 歩=1円(基本通貨である1円とした) 香=10円(香は前方に歩の8倍の能力持つので、四捨五入して10円とした) 桂=30円(桂は特殊能力がり20円+10円=30円と決めた) 銀=80円(歩を1円、金を100円と最初に決め、8:2の法則を意識し80円とした) 金=100円(最初に歩を1円とし、成ると100倍になると決め、金=100円とした) 角=800円(銀と似て斜めに動ける角を銀の10倍の能力とした) 飛=1000円(金と同じ様に横に動ける飛を、金の10倍の能力とした) 2、昇格(成る)した場合の値段(昇格=成るは81の英表記+ Promotesにならって) 歩は成ると、と金=100円になり、最も変化が大きい駒である。 香・桂・銀は全て金に昇格し100円になる。 角は成ると「馬」に変身し、2倍の1600円になる。 飛は成ると「竜」に変身し、2倍の2000円になる。 小学生の受講者に、歩は成ると「と金」に変身し100倍なる(お小遣いが100倍になる)と説明しています。 駒を数値化することで盤面に並んだ状態から差を確認でき、ハンディが明確化されます。 ホームページは、組織の顔ですので、論理的で且つ、合理的な説明をお願いしたいと思っています。