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大会: 4サークルまたは数サークルによるチーム対抗リーグ戦
先手: CANCION (1099) ☗3☗3☗9Icon mail on
後手: 708 (1598) ☗0☗0☗0Icon mail off
対局開始日時: 2016-12-15 17:14:24 +0900
ルール: 平手(R) 15分 + 60秒

この棋譜へのコメント

1: masahitoarabaki (1898) ☗8☗5☗92016-12-15 10:06

こんばんは。
途中、生で観戦してました。

解説になってないですが、今回、ワシの感想などを。



7居飛車棒銀VS後手三間飛車あたりかな? 

15!!! ワシ好みの金上がり。 これは・・・ 

19陽動三間飛車。 右側の棒銀は銀冠に素材転用できますな。

24五稜郭囲い。まさか棋兵隊チームさんが幕府の城を使うとは(^^;

275筋の金銀と片銀冠が妙にバランスよい囲い。囲いは違いますが、昔読んだ本で、左の金銀を上手く使う福崎プロの振り飛車穴熊戦法を思い出しました。

43囲い側の桂馬は跳ねた場合に、桂頭も狙われる筋有り守りが弱くなる場合有ります。

43手目は6五歩突きが、
相手の角が居なくなった場合に3三桂馬を掠め取るのと、
相手飛車の五筋交換を防ぐ角筋ラインを通すのと、複数の意図で良かったと思います。

54五稜郭側が飛車の砲弾を空中に飛ばしてきました。こうなると横からの耐久力の差で居飛車側が不利です。天守閣の無い城は砲撃の目標が見えず、なかなか強いのです。

675九飛打ちの自陣飛車バリケードで粘る手があったかもしれません。とにかく守る時間帯の試合です。守りの場合の飛車は金一枚の代わりと思って、戦場で交換した角を馬にして自陣に持ってこれれば金銀三枚分の守備力・・と思いたいです。

791七玉から銀冠の屋根裏部屋に出たいところです。三段目まで玉が登れば、
相手の飛車の横ききを緩和できますし、2二飛車が龍と成れば、龍の背に乗り入玉の可能性も少しあります。


双方、面白い戦術で挑んだ試合だったと思います。

ところで、
ワシの解説はあてになりませんので、見た方は参考までに(^^;












2: 708 (1598) ☗0☗0☗02016-12-15 12:37

masahitoarabakiさん、解説ありがとうございます。
僕も、まさか陽動振り飛車でこられるとは思ってませんでした。

24 先日教えていただいた例の…
部活でも試しましたが対居飛車ではなかなかの力を発揮しました。

37 迂闊も迂闊でした。十字飛車狙い。
40 一旦歩を打ってから角を追ったほうが、得そうですがどうなのか。

92 自分的には満足の角打ち。詰めろ逃れの詰めろ。多分後手玉は詰めろがかかってます。超手数ですが。

3: neokdr (2393) ☗13☗6☗62016-12-15 12:40

サークル対抗戦、力戦王チーム対棋兵隊チームの1局です。

19:態度を保留していた先手ですが、ここで相振り飛車を選択しました。
22:45歩と大駒を活用する手もありました。この対局の前の708氏対masahitoarabaki氏戦でmasahitoarabaki氏が使用した五稜郭囲いを、本局では708氏が使う様です。
37:同歩、同飛は王手角取りの十字飛車なので、この歩は取れません。
39:65歩と角筋を通しておく手もありました。
40:後手は壁銀が解消されました。
50:好手と思います。後手の陣形は固いので、うまく捌ければ優勢になります。
55:77角や48飛もありました。今回、77角は76銀~67銀成で少し危険です。
57:77飛もありました。68銀には67飛、57銀成、同飛です。75歩には43角や67金です。
66:後手玉が鉄壁なので、後手がやや良さそうと思います。
74:同歩には47歩があり、受けにくい手です。
97:最後は後手がしっかり受けつつ、確実に攻めました。

708氏対masahitoarabaki氏の感想戦で、708氏は五稜郭囲いを初めて見たとおっしゃっていたので、本局は五稜郭囲いの性能を知る意味もあったのではないかと思います。
五稜郭囲いに対しては、囲いの進展性は少ないと思いますので、じっくりと押さえ込む様な感じで行ければ面白いのかと思いました。
その反面、囲いの完成は早いので、早い戦いにされない様に注意が必要と思います。
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