コメントを横に並べる
大会: 南極の日 将棋大長考チャレンジ大会
先手: orihime (2053) ☗5☗9☗11Icon mail on
後手: mdarg (1427) ☗7☗9☗3Icon mail off
対局開始日時: 2016-12-15 22:00:00 +0900
ルール: 平手(NR) 60分 + 10秒

この棋譜へのコメント

1: mdarg (1427) ☗7☗9☗32016-12-16 08:04

大会記録 [南極]

6:ついカッとなり飛車先を決めた。今も反省していない。先手が飛車先を突いており矢倉になっても不満がない形で、本筋は6二銀なのだろうなと思って調べたら8五歩で正解だったらしい。素人目にはちょっと不思議。
8:本筋はここで6二銀のようで、orihimeさんが相居飛車を好まないらしいことも知ってはいたが、それでも、▲26歩△84歩の出だしから「相居飛車になって苦しい順」は指したくなかった・・・のだが、よくよく考えると、7七角と3三角を交換して「相掛からない」みたいな形(分類的には多分力戦矢倉)になっても後手不満なかった。代えて3二銀で左美濃系の権利を保留するというのもありそう。
13:おそらく陽動振り飛車だろうという予想はあったが、棒銀の受けを用意しないわけにもいかず、すでに先手ペース。
17:船囲いにすらならない形で、実は四間飛車が一番怖かった。
22:3手角で7三の地点を目指す構想と4二角の構想でかなり悩んだ。局面としては前者がやや苦しく後者が互角近い模様。
30:これが迂闊というか、優柔不断というか、一貫性を欠いた手で、無意味に悪くしてしまった。感想戦で指摘があったとおり、金矢倉に組んでしまえば普通に戦えた模様。先手角の睨みを押さえて一時的にでも膠着すれば78筋でなんとかなるかなという甘い読みが祟った。
34:多分受けない方がよい。
38:玉形でかなり差をつけられて今更悩む。結局最後まで遊んだままになる金で、強く戦えない形になってしまった。
47:感想戦で狙いの桂跳ねだった旨伺った。お互い玉側の桂だし、駒台に乗せれば7六歩の取り込みを取り返せなくなるので損はしない、と思っていたのが甘かった。桂は駒が密集した相手玉の近くでという感想戦での指摘通り、嫌なところへ利かせて端に捨てられる味のよい手。
52:目先の難を逃れることに気を取られての悪手。ソフトで解析したところ代えて2一玉か3三銀なら「やや劣勢」を保てたよう。
54:やらかしたことに気付くもののとりあえずは引くしかないと思い引いた。引いた後で同銀から角覗きで勝負手にはなったかもしれないことに気付き後悔する(よくはならなかった模様)。
56:代えて7二飛の順を読むが、チャンスがなさそうに思えたので飛車をかわす。かわしてどのくらい悪いのかは把握していないというか、相手に指してもらってから考える以外ないというつもり。
58:今更の長考。形勢が悪いこと、しかし一気に寄るわけではなさそうなこと、4四歩が望み薄なことを確認(したつもりだった)。間違いを期待できる相手ではなさそうなので、手を曲げたくなる手を探す。
59:案の定ではあるが曲げてもらえない。というか、銀をぶつけずに4四歩を指していればまだ粘れたようで、結局手を曲げたのは自分の方というオチがついた。
64:悪あがきではあるが、これで飛車を引いてくれるなら4四歩からの反発になけなしの迫力が出る。
65:と思ったらスパっと飛車を切られる。駒台に乗せても使い道がない。
67:とても的確な寄せ。見習いたい。
70:後から調べたら代えて1三角成からピッタリの詰みがあったが、安全に寄せても先手勝ち。
81:負けを引き伸ばす手以外に指しようがなくなり投了。

序盤で勇み足、中盤で視野狭窄、勝負手は自爆と独り相撲の完敗。全平手の大会でこの先まだまだ高段者と当たるので、負けることが一番の勉強と思ってヘコむことなく挑戦したい。

2: orihime (2053) ☗5☗9☗112016-12-16 17:09

対局ありがとうございました。

58手目、長考されている間に△4四歩が難しいと思っていました。
△4四歩、▲5七角、△7五歩、▲3五歩、のような展開を読んでいた覚えがあります。

71手目は、なるほど▲1三角成で詰みでしたね。
時間はあったはずなのに「ぎりぎり詰まない」と誤判断していました。

少し集中力が切れかけていたかもしれません。
持ち時間1時間はさすがです。
持久力と、読む力が鍛えられます。
普段は3手か5手しか読まないところでも、7手先まで読む時間があり、その差がとても有意義です。
早指しに慣れると読まなくなりますから、この大会は読みを鍛えなおすよい機会だと感じます。
この棋譜にコメントするにはログインして下さい

このページは81道場のデータ管理・閲覧用の「Webシステム」です。対局用アプリはサイトのトップページ(https://81dojo.com/jp)の「道場入口」より起動して下さい。