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大会: 南極の日 将棋大長考チャレンジ大会
先手: masahitoarabaki (1898) ☗8☗5☗9Icon mail on
後手: mdarg (1427) ☗7☗9☗3Icon mail off
対局開始日時: 2016-12-19 21:22:48 +0900
ルール: 平手(NR) 60分 + 10秒

この棋譜へのコメント

1: mdarg (1427) ☗7☗9☗32016-12-19 15:04

大会記録 [南極]

10:ここまでは定跡と言ってよいと思う。お互い突っ張った形で、自分の場合は天野矢倉を目指すのがいつもの指し方。
19:金開き系の端角浮き飛車でほぼ決まりだろうと思った。感想戦で教えてもらった情報によると白鷺中飛車というのだそうな。
24:感想戦でももう少し深く囲った方がという指摘をもらったし、ソフトの解析でも代えて3一玉推奨だが、この将棋は必要に迫られるまで4二玉で通すつもりだった。
28:いったん収めて盛り上げる。
38:8筋で仕掛けさせて飛車交換できる形になり、序盤はうまくいったかなと思っていた。
50:まずは金を引っ込ませるプラン。8八飛と自陣に打たれてどうだろうと指した後で思ったのだが、苦しいものの一気に悪くはならなかった模様。
56:飛車を打たれたら銀引きで6三角と取らせて自陣飛車のカウンターと決めていたのだが、6筋を放置されると自陣が組み替えにくく、代えて5二金が正着っぽい。
60:長考しての悪手。6五桂、6七飛成、1三角、4五歩と指したい手がたくさんあり悩んだのだが、飛車成から6五龍と引くのが味よく正着だったよう。冴えないなぁ。
64:力を溜めたい。
65:待ってましたの6六歩。
70:お互い小ミスが出てイーブン近い形勢に戻ったところでひとつ多くミスってしまった。代えて△4五桂から▲6五歩△同飛と力を溜めるのが正着。手の一貫性というのも課題だなぁ。
74:ソフトによると、ここも代えて4五桂が微妙に勝るらしい。
76:指した後で「跳ねない方がよかったかな」と一瞬思ったが、跳ねてよかったそうな。
78:ソフト曰く、むしろこっちが緩手らしい。5七か5八に銀を打ちたかったが、6四桂打が気になって弱腰になった。初志貫徹できていない。
79:が、ソフトによると形勢はほぼ互角か、こちらが少し指せるくらいらしい。自分でも指せるだろうとは思っていた。ここからしばらくはまあまあ正確に指せたと思う。
88:が、ここで大悪手。同飛でなんでもなく、同金でもなんとかなったところを、よりによって同銀。
89:自分の手を指した瞬間に後悔。もちろん、時間の長い将棋で段位者が見逃してくれるような失着ではない。
90:負けは動かないだろうが、せめて△4八金打▲同玉△5七成銀▲3八玉とかなんとか指しておきたいと思い、手を捜すがない。

尻切れの将棋にしてしまい相手の方には申し訳ないことをしたが、直前までは一進一退でなかなかの好ゲームだったようにも思う。相手の受け手を読むように自分の受け手を読み、自分の攻め手を探すように相手の攻め手を探すことができれば、もうちょっといい将棋が指せそうな気もするが、頭が硬いのかなかなか難しい。

2: masahitoarabaki (1898) ☗8☗5☗92016-12-20 13:33

こんばんは。
大会対局ありがとうございました。

1990年代にインターネットに将棋趣味のページが群雄割拠しておりましたが、
面白い戦法を求めてネットサーフィンしていた時の記憶で、
相振り対策としての白鷺中飛車という戦略を見つけたのを思い出しました。

昔は数多くの奇襲戦法サイトが群雄割拠してひしめいておりました。

本譜では対居飛車で、かまいたち戦法とミックスしたような感覚のレシピで実戦投入いたしました。

感想戦後に気が付いたこちらの反省点としましては、
ワシの自陣の玉側の歩はついておくべきでした。
終盤の安全スペース広さが1手分以上は稼げる計算です。
タイミング的にこちらの飛車交換しかける手も時期尚早で早すぎました。

双方の作戦に玉の位置と囲いの組み換え構想に、
試行錯誤の工夫が見え、感想戦も含めて面白い対局でした。










3: mdarg (1427) ☗7☗9☗32016-12-21 00:02

そうですね、とくに端歩は受けてもよかったかもしれないですね。
ボードゲームは相手に「面白かった」と言わせたら(勝敗とは別の意味で、接待プレイとかそういう意味でもなく)勝ちだと思っているので、そう仰っていただけで嬉しいです。
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