先手: Yohichi_Date (886) ☗0☗3☗7
後手: JPN_SAMURAI (1134)
対局開始日時: 2017-02-12 17:47:39 +0900
ルール: 平手(R) 15分 + 60秒
後手: JPN_SAMURAI (1134)
対局開始日時: 2017-02-12 17:47:39 +0900
ルール: 平手(R) 15分 + 60秒
この棋譜へのコメント
1: Yohichi_Date (886) ☗0☗3☗72017-02-12 10:12
3相手の出方を伺う一手。ここで△8五歩なら▲7七角から振り飛車に。△3四歩なら▲6六歩で角道を塞いでからもう一手後手の動きを伺うつもりだった。 4この手を見て後手の居飛車を確信し振り飛車に進む決意をしたが…… 8意表を突く振り飛車。陽動振り飛車という戦法があるのは知っていたが8五まで歩を突いてからの振り飛車はかなり驚いた。 9角と銀の位置が非常に悪く覚悟を決めて相振り飛車へ。 11ここは後手が囲いに向けた動きをするまで左側の形を構築する動きとして先に銀を進めた。 1312△6二玉を受けて▲4八玉。この時点では美濃対美濃あたりと考えていて、後手の8筋突き越しを咎めるつもりだった。 188筋の薄さを嫌っての穴熊への進行。この時点でかなり辛い将棋になることを覚悟していた。 23穴熊の覚悟を問う端歩。 24後手は受けずに銀を上げて穴熊へ一直線に進む。 25玉頭からの殺到を狙った突き越し。 29ここは後々を考えると不要な突き越しだったかもしれない。 30先手としては高美濃を阻止された格好の歩の突き越し。ここまでは後手ペースで進められたように思う。 33桂馬が使えない高美濃の形は完成。一応相手飛車先はそれなりの固さを保てている。 35高く出ている飛車を咎めるため左銀を進出させる。 36後手の悪手が出たと先手としては考えた。一見すると飛車の横利きがあり辛いが…… 39角の紐がついてこれ以上の進出は防ぐことが出来た。さらに穴熊の玉頭が極めて薄くなり先手に大きくチャンスが見える展開となった。 41ここで飛車にあたりをつけて相手の出方を伺う。 43ここはかなり悩んだところ。玉頭を攻めるにはまだ駒が足りないが、右側も具体的に良い指し手が思い浮かばない。右桂の進出と玉頭の守りの強化を狙って▲3六歩とぶつける。△同歩には▲同銀でその後の▲3七桂を楽しみにする狙い。 44後手は左桂を跳ねて△3三桂。 45読みが外れたかたちになったが、ここは銀を引きじっと辛抱する。 46これも後手の悪手と認識していた。飛車の横利きを遮断して、さらに角道を重たくする形となっている。 47飛車の横利きが無くなり待望の香取り。この時点で玉頭への殺到からの攻めに光明が見えてきた感があった。 51後手の4四歩に負担をかけつつ、▲6六角からの玉頭攻めを狙った一手。 58かなり悩ませることとなった一手。放置すれば△9七とと香取りをかけたりすることが出来るため、▲8五桂をこの時点でかけるのは難しい。ただ、単に取り込むのもこの後角の打ち込みを絡めて難しくされる可能性があり頭が痛いところだった。 591分以上考えてここは▲8六同歩とした。 60この手で先手としては相当に見通しが明るくなったと思った。恐らく後手としては▲6六同飛と取らせて飛車の位置を悪くさせることで時間を稼ぐ狙いがあったと思われるが、先手としてはこの時点での後手の攻めはまだ繋がらないと見ていた。 65先手としては玉頭攻めに追加する意図をもった角打なのだが、同時に3三の銀に対してもあたりをつけている。 68かなりの疑問手。恐らく6六の角で取られることを恐れたものと思われるが先手としては後手の一手パスに近い手のため非常に有利になったように感じた。 70この手の時点ではまだ先手玉は受け方さえ間違えなければさほど怖い状態ではないと思っていた。 71攻め駒が足りたと見て寄せにかかる。 73下手に1筋で駒の取り合いをすると2四の飛車が出てきたときが怖いので逃げる。 結果論だが36手目の端の動きと46手目の飛車の横利き遮断。60手目の角打で先手は勝てたように感じた。 特に60手目は先手としては相手の手持ちの角という怖い持駒が無くなったことで非常にラクになったように思う。
2: Yohichi_Date (886) ☗0☗3☗72017-02-15 07:23
68手目、換えて△8二金上でどうやら詰みそうに無い模様。 従って最終的な敗着だった可能性が極めて高い。
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