大会: 第7回世界名手選手権大会
先手: orihime (2053) ☗5☗9☗11
後手: kukudaidai (1926) ☗1☗9☗9
対局開始日時: 2017-03-12 00:56:07 +0900
ルール: 平手(R) 15分 + 60秒
先手: orihime (2053) ☗5☗9☗11
後手: kukudaidai (1926) ☗1☗9☗9
対局開始日時: 2017-03-12 00:56:07 +0900
ルール: 平手(R) 15分 + 60秒
この棋譜へのコメント
1: orihime (2053) ☗5☗9☗112017-03-12 03:32
第7回世界名手選手権大会 後手が▲2四歩を受けない力戦型の熱戦譜です。 【感想戦のまとめ】 ・32手目△3六銀が怖かった。 以下▲4七金△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△5六飛▲同金△3七銀成▲2五飛で難解。後手が攻め続けるのもたいへんか。 ・42手目△2六銀が勝ったように見える。対して▲1六歩は△1五歩と端を攻めて後手よし。 なので▲2七歩△1五銀▲1六歩△2四銀▲2六歩と進めば、本譜より後手が得をしている。 ・48手目は3五の歩を取らずに攻めれば一手早かった。 仮に△7三桂▲7七桂△8一飛▲3四歩△7五歩となれば先手の右桂が遅れているので後手が攻める流れに。 ・54手目△2六角の損得は微妙。 ・82手目△3三銀に替えて△4二金は、▲7四歩で先手よし。△6五桂に▲6八玉くらいか。 先手は▲3四桂や▲6四歩を含みに飛車道を通す。 ・102手目は△6六歩が有力だった。▲2一龍には△3一角打で後手良し。 なので△6六歩にも▲4三金として、難解。 以下△4二銀▲3三歩成△1五角▲2一龍△3一銀▲4四桂のときに先手玉がぎりぎり詰まず、残しているのではないか。 【補足:先手の反省点】 ・17手目▲4六歩から21手目▲4五歩は突っ張りすぎたように思います。 早めに▲7六歩と突いておいて矢倉模様にするのが普通な気がします。 ・53手目こちらから▲7五歩と突く手もありましたが、3筋でも一歩損しているのでやりにくいです。 63手目▲7六銀と引くようでは、流れが悪いと思いますが、結果的には良い辛抱だったのかも。 69手目▲7六歩に気づけたので、流れを取り戻せたように思います。 ・89手目▲4六金は危ない手だったかもしれません。 替えて▲2五金のほうが筋が良さそうですが、しかし難解なのは同じです。 102手目△6六歩を避けるには、101手目▲6五桂と取る手がありました。 深夜でしたが感想戦まで充実した一局でした。
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