大会: 第9回世界名手選手権大会予選
先手: yamanohito (2035) ☗0☗0☗0
後手: Satomi (1592) ☗11☗9☗4
対局開始日時: 2017-05-02 15:48:02 +0900
ルール: 平手(R) 15分 + 60秒
先手: yamanohito (2035) ☗0☗0☗0
後手: Satomi (1592) ☗11☗9☗4
対局開始日時: 2017-05-02 15:48:02 +0900
ルール: 平手(R) 15分 + 60秒
この棋譜へのコメント
1: neokdr (2393) ☗13☗6☗62017-05-03 15:20
横歩取りの1局です。 Satomiさん(力戦王サークル) ※力戦王サークル視点でコメントしています。ご了承下さい。 14:向かい飛車を相手にした場合、向かい飛車側からの86歩、同歩、同角~角を王手で捨てて飛車をす抜きの筋に注意が必要で、その筋を防ぐ為に、54歩をしばらく保留するという指し方もありました。 16:危険な手です。この状態で、86歩、同歩、同角とされると、どの様に受けても、王手で角捨から飛車を抜かれます。 22:これも上と同じく危険な手です。 25:この金を上がってきたという事は、振り飛車は86歩、同歩、同飛の筋を狙っているという事です。 33:ここは振り飛車が堅く、振り飛車やや良しと思います。この76銀を防ぐ意味で、歩を84に控えて打つ手もありました。ただ、84歩は消極的なので、できれば85歩と打ちたい所ではあります。 38:後々、82歩成が飛車に当たる位置ですので、52飛と構える手もありました。 42:84歩、同銀、74銀と飛車先を重くさせて銀を前進させる手もありました。 向かい飛車は、飛車先の逆襲を常に狙っていますので、その手が来ることを想定して指す必要があります。 86歩、同歩、同角が王手になると、ほぼ飛車のす抜きを防げませんので、同角が王手にならない様に注意して進める必要があります。 位取り系の陣形は、どうしても金駒が上ずりますので、自陣に空洞が多くでき、飛車の打ち込みに弱くなります。ですので、飛車の交換には注意が必要です。 42手目に84歩と打つ手は手筋です。ある駒を支えている根本の駒に働きかけるという手になります。今回ですと、75銀を支えている85飛を攻めて、75銀を取ろうという手です。 途中かなり差が付いてしまったかと思いましたが、終盤の追い上げが素晴らしく、もう少しの所まで行きました。
2: Doujouyaburi (1545) ☗17☗2☗42017-05-04 03:41
最後の粘りですが、どうせ勝負するなら74手目に49飛車成りは、なかったでしょうか。28金打ち~香車を取って王手してみる本譜の展開は、人情からすれば分かりますが、(1)自ら玉の退路を塞いで、自玉に受けなし状態を作っている;(2)最後龍を交換する形で相手に決め手を与えている 以上の点で、すでに勝負を捨てていると見えます。72手目に有段者の一手(3九角打ち)と行ったら、最後の瞬間まで、そこは“勝負師”で徹するべきところでは、と思いました。
3: Satomi (1592) ☗11☗9☗42017-05-05 10:15
最終盤の勝負手ですが、確かにDoujouyaburiさんの仰る通り、相手の方にも失礼な指してでした。序盤の駆け引きにおいても、私の実験的な金での5筋位取りは、感心出来るものではありませんでした。この場を借りまして謝りたいと思います。申し訳ありませんでした。
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