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大会: 第9回世界名手選手権大会決勝トーナメント
先手: pikoty27 (2737) Icon mail off
後手: shindouc (2299) Icon mail off
対局開始日時: 2017-06-11 00:48:07 +0900
ルール: 平手(R) 15分 + 60秒

この棋譜へのコメント

1: pikoty27 (2737) 2017-06-11 03:16

 第9回の決勝トーナメントはブロックが偏り、私の側は超強豪揃いの山です。この厳しい環境で決勝まで駒を進めることが出来て強い運を感じました。
 決勝の相手は戦績にムラが多いshindouc三段です。棋譜を見た印象では攻めさせるとうるさい棋風。
 決勝は「嬉野流」で行くと公言した手前、作戦変更は許されず激しい展開となりました。
 15手目▲58飛は、今振り返るとやや疑問。▲26歩▽32金▲25歩▽33銀を決めた方が良かった。▲58飛に▽52金右と手厚く指されて、いつもの氏にはない慎重さを感じました。
 33手目▲35歩から強引に攻めたのですが、▽33歩まで巧く対応されて戦果をあげることはできませんでした。それどころか、▽75歩▲同歩に▽76銀と打たれて難しくしまったようです。
 58手目▽87銀成の局面は自信ありません。
 70手目▽57角から▽75銀は意外でしたが苦戦に変わりはありません。
 77手目▲79金は苦心の金引きです。89飛成とさせないためなんですが
 先はまったく見えません。
 79手目▲55角から▲33角成は勝負です。あとは37桂ー25桂が間に合うかどうかです。
 95手目▲51銀は他の手だと攻め合い負けになるので、
これしかないと。この辺は読み切れるものではなく、ユビウンです。
 103手目▲33飛成で▲33桂成だと▽13玉で難解。
 107手目▲42角は成算あっての一着でしたが▽32玉とされてたら、おそらく▲33金と打ったかもしれません。今思うと冷や汗ものです。問題は本譜ではなく▲42角に▽22玉▲33金▽13玉▲31角成▽24玉の変化の方。
 一歩あるのが幸いしてます。この筋は割とすんなり見えました。▲34金打▽15玉▲16歩▽26玉▲27銀▽25玉▲36銀▽同玉▲46金以下ピッタリ詰みます。
 大苦戦でしたが何とか優勝できて嬉野流です。

 
 
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