コメントを横に並べる
先手: GUEST (0) Icon mail off
後手: mdarg (1427) ☗7☗9☗3Icon mail off
対局開始日時: 2017-10-01 01:07:55 +0900
ルール: 平手(NR) 5分 + 60秒

この棋譜へのコメント

1: mdarg (1427) ☗7☗9☗32017-10-01 10:38

変わった形になった棋譜シリーズ [対四間飛車相穴熊 先手振り飛車端歩突き越し]

22:よくある対四間飛車対抗形から、
23:先手が端突き越し穴熊を選択。久し振りに見る形で、ぶっちゃけ対応を覚えていない。
24:代えて32銀から角道オープン銀冠穴熊を目指すのが順当だったよう。後手端に手数を費やしているので「常に玉形負け状態」で仕掛けくく角交換も苦しい、というのがポイントらしい。
25:序盤にもう一度転機。先手46歩を省略して56銀と出た。
26:代えて44銀が有力だなとは思ったのだが、時間が短い将棋(5分切れたら60秒)なので慣れている形の方がいいかなと緩んだ。冷静になって見返すと、銀対抗になった場合に一番面倒な45銀の筋が(玉形差のせいで)なく、囲い合いになれば4枚銀冠にしやすい居飛車が指しやすく、後手一方的に得できる局面だった。
37:ともあれ穴熊を組み上げて準備万端。後手番で先着できれば十分主張になると思っていたのだが、後からソフトで解析したところ、形勢差はほとんどないようなものらしい。
38:展望をしっかり確認して仕掛ける。他に73桂、75歩、94歩、24角、72飛など手広く「どう指しても一局」みたいな局面で、いちばんシンプルな攻めを選んだ。
42:焦点なので悩ましいところだが、同銀が本筋、同金上がるはひょっとしたらイケるかも、同金寄るが次善手、同桂はやや劣る、ということだったらしい。
46:しかしまあ、どこかで見たことがあるような形にはなった。
50:ここも悩ましいが、桂を跳ねてしまった以上玉形押しには限度があるかなと横歩を取った。
51:相手の方が攻め合いを選択。
54:これは手抜き過ぎで、
58:代えて82飛打や44歩と畳み掛けられたら潰れていた。本譜は互角まで紛れる。
63:お互い最善手はなかなか指せないものの押し合って形勢難解。
64:ここで代えて49角打が好手だった。穴熊ではけっこうよくある手筋なのに見落としてしまった。
68:これも悪手で、普通に47歩打でよい。
73:少し苦しい形勢で、相手の方にひと目違和感のある手。きっとなにかあるはずだと思ったものの具体的にどうするのかが見えず・・・
74:結果的に敗着となった。ギリギリまで代えて正着の48金打を検討してはいたのだが、結局指せず。読み筋を追うのに手一杯で、39の香が「ただ取られるだけの駒」じゃないのか、という単純な発想に到達できなかった。

後から考えれば「玉形ゴリ押しが本筋だったなぁ」とは思うものの、対応を忘れていた割には序盤で悪くしなかったので、単純な力負けだろうと思う。相手の方は指し手のテンポが速く、難解な局面でも小考で正着をどんどん指していたので、それにも圧倒されてしまった。簡単そうな局面でふっと指されたいくつかの緩手に付け込むことができないと、勝機は見えないだろうと思う。
この棋譜にコメントするにはログインして下さい

このページは81道場のデータ管理・閲覧用の「Webシステム」です。対局用アプリはサイトのトップページ(https://81dojo.com/jp)の「道場入口」より起動して下さい。