この棋譜へのコメント
1: orihime (2053) ☗5☗9☗112017-10-01 15:15
自分の降級と相手の方の昇級がかかった一番でした。 序盤、△55歩から乱戦になるかと思いましたが、後手は見送って16手目で向かい飛車に。 31手目の香上がりは▲98飛や▲97桂を見た手。角銀香だけでは決め手に欠けるところがあり、相手の動きを警戒しつつ力を溜めます。 37手目▲58歩で中央はそこそこ安定しているはず。 38手目△56飛は難しい手。ピヨ将棋との練習でこの種の形は経験していましたが、互いに動きにくく、神経を使います。 44手目後手左桂の活用は本筋と思います。△45桂も△25桂もあり、良いタイミングで跳ねられると決定打になりえます。対して▲66歩と突いたのは初めての形です。 46手目85に争点ができたのは先手としては歓迎でした。結果、桂交換をすることができましたが、決戦には踏み込めませんでした。 60〜66手目あたりでは、△55桂が怖い手でした。△35歩などと合わせて△47桂不成を狙われると、対処できないと思います。 後手が桂を手放してくれて小康状態のようになり、玉を囲いました。77手目の辺りでは優勢になった気がしていました。 83手目にかなり感触の良い手裏剣を飛ばすことができ、以下押し切りました。 全体を通してジリジリと力を溜めて構える指し方で、結果としても自分の調子としても良かったと思います。しかし危ないシーンがあったので、桂交換すらもっと慎重になるべきなのかもしれません。
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