この棋譜へのコメント
1: mdarg (1427) ☗7☗9☗32017-12-03 14:46
普通の自戦記 [対応先手振り穴3筋飛車回り 居飛穴持久戦狙い] 25:対先手中飛車一直線穴熊から、先手がマイナーな変化を選択。 28:いろいろあるところだが、とりあえず無難に対応。 29:ううぅむ、3筋飛車回りになってしまった。一応定跡形ではあるはずで、思い出せた限りでは△24角と受ければ▲35歩に△45歩▲同銀△35角の受けがあり、他の部分で交換可能な手はあるが、そのうち▲36銀△24角▲25銀△35角▲36銀・・・と繰り返す千日手になるはずだった。後から調べたところだいたい記憶通りだったものの、先手から飛車角交換する打開があって形勢は難解。△51銀からの順もあるがこちらはうろ覚えで「たしか浮き飛車にさせられるような」くらいの記憶しかなかった。実際にはこちらが本筋で、代えて△51銀からは▲35歩△同歩▲同銀△42銀右▲28銀△45歩▲59金△84飛などと進む(途中で▲34銀には△同金とすれば▲同飛△86歩からの△88歩打狙いで、難解ながら悪くはならない)。 30:後手番とはいえ無条件で千日手含みというのもアレだし、浮き飛車にする順はどっちが得な分かれだったか思い出せないし、こっちで大間違いということもないでしょ、という手。実際には小間違いで疑問手。△22角を放棄するのが少し早かった。 33:けっこう困った。 34:悪手。ここは代えて△84飛が冷静だったところ(今更△51銀では▲34歩のとき丸損)。 35:しかし相手の方もひと目の▲44銀を見送る。 37:指してから後悔したのか、この局で初めて手が止まり、また明らかな悪手。 38:先手攻め方が棒銀みたいな感じなので、攻めの銀を追い払われると効率がぐっと落ちる。 39:お互いに悪手が出た後なのでまだ研究手順ということはあり得ないし、連続で悪手を指した直後なのだが、短い時間で立ち直り本筋候補の手を選んできた。本譜だと後手銀が前に出てくるため代えて単に▲25銀の方が自然な手だが、ソフトで解析しても、短い検討時間だと本譜の順を推奨するものが多い。 43:微妙に緩いがあり得る手。 44:とても手広い。ぱっと見ただけで△84角、△73角、△86歩はあるところ。優劣を検討するうちに何が何だかわからなくなってしまったが、なんのことはなく、どれを指しても後手がよい(実は△43金もあったよう)。本譜は紛れ。 45:先手角が動けないものと勘違いして1歩損した。 46:疑問手が続く。△86歩▲同歩△65銀と角を狭くしてから出れば互角だったところ。 51:攻め合って悪いことはないと高を括っていたが、先手の方が懐が広い。 52:筋の悪い手が続く。代えて△73角から▲33歩成に△同桂と強く指すのが自分の棋風だった。 53:代えて▲33歩打でわかりやすく悪い、と思っていたところに意外な手。ソフトで解析するとこれも本筋候補らしい。 54:これは紛れたんじゃないか、と思い読みを入れてみるが、ぜんぜんわからない。またも無難そうな手に逃げるが、これは正着だったみたい。 55:困っていたところにまったく脈絡のない手。先手の方とはついこの間も対局しているが、ノータイムでバンバン指しているときではなく、少し時間を使ったときに疑問手が出るタイプの方らしい。 http://system.81dojo.com/ja/kifus/2619927 56:どうせ悪いだろうと思っていたので、ちょっと探りを入れてみる。 57:受ける必要がない端を受けた。 60:持ち時間15分を使い切って60秒読みに入る。相手の方はまだ3分くらいしか使っておらず、前回同様読みの速度で圧倒されている。 62:守りに入るなら一番強い攻めを合わせてみようと角を切った。ソフトで検討すると、買えて78歩打、86歩同歩88歩打からの角切り、72飛なども有力で優劣不明。 63:どうやらこれが安直だったらしい。代えて72飛、24歩、86歩あたりならまだまだ互角近かった。 67:やや苦しい形勢で棒銀の攻め直し・・・なのだが、攻めの意図がわからずに悩んだ。応じて△同歩▲同銀でも△同歩▲33歩打△同金右でも金銀交換して飛車を追い返すだけ・・・ 68:あー、もしかしてあれか、△同歩には▲61角打があるか、と気付いたときには秒読み残りわずか。どうやって受けるのよそれ(受けずに△99金と急かして▲33歩打△同金右▲34銀△24桂打▲46飛△34金▲同角成△33歩打などと進めるのが正着らしく、強く▲24馬と切られると苦しいものの、本譜よりは随分マシだった)と考えるうちに時間に追われ、指してはいけない手を「ええい」で指してしまった。 69:以下さすがに逆転の要素がなく負け。 直前まで検討していた44手目△84角を、勘違いから「こっちでもいいやん」とフイにしたのが悔やまれるが、全体としてはやはり圧倒的な時間負けが苦しかった。時間を残すのは諦めて、60秒で間違えないでさせるように心がけた方が効率がよさそうな気がしている。
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