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先手: denofbears (1526) Icon mail on
後手: round1 (1319) Icon mail off
対局開始日時: 2018-08-11 14:41:47 +0900
ルール: 平手(R) 10分 + 30秒

この棋譜へのコメント

1: denofbears (1526) 2018-08-11 06:53

先手向かい飛車、後手三間飛車の相振りでしたが、後手の棒銀からの速攻が見事に決まりました。後手の飛・角・桂・銀・香が無駄なく連携し、先手は完全に一本取られた形です。

相振りでこの棒銀は未経験でした。紹介・解説している定跡書があるのでしょうか。

それはさておき、例えば64手目で45桂ではなく、先に27香成から来るか28と、と入られると、重たくなっていた1筋の風通しが良くなり、後手は飛車を活用しやすくなったかと思います。

先手の完敗モードでしたが、このあたりから88手目頃の攻防で後手の攻めがきれた形になりました。

2: denofbears (1526) 2018-08-11 09:26

68手目で25飛車でも後手圧勝ですね。

3: Oshiruko78 (1914) ☗11☗10☗42018-08-11 11:24

denofbearsさん、はじめまして。Oshiruko78です。
少し専門的な話ですが、一言で言えば先手の駒組に問題があります。
1つめは、相振り飛車で美濃囲いに組む場合、端歩は受けない方が良いです。
理由は、美濃囲いの弱点は端攻めに非常に弱いということです。後手は端攻めをするために端を詰めますが、2手かかるので、その分先手は飛車先の歩を交換出来るなど条件は良くなります。本譜は受けてしまっていますので、実質0手で端を詰められています。
2つめは、玉は39にいる方が28よりはるかに勝ります。
これは多少1つめと関係していまして、美濃囲いの弱点である端から1路遠く、端攻めを緩和しています。
また、玉にヒモが付いているのが大きく、王手に強くなっています。
さらに、美濃囲いのもう一つの弱点、縦からの攻め、玉のコビンを狙った角の攻めも緩和しています。
上記より、39玉型で端を受けていない場合、本譜より3手、手得出来るので、飛車先の歩を交換して浮き飛車に構えてから26歩~27銀~26歩と端に備えることが出来ます。
※26歩は、13銀のタイミングがベストでしょう。

参考にしてみてください。

4: denofbears (1526) 2018-08-11 19:10

Oshiruko78さん、はじめまして。

懇切で明晰なコメントとアドバイスをありがとうございます。とても参考になりました。

なんとなく美濃囲いでは端を受けるものと頭から思い込んでいましたが、対抗形と相振りでは違うのですね。

無駄な手を省き、必要な手を指すことの大切さが身に沁みました。本局の場合、端を受けずに飛車先の歩を伸ばして歩を交換し、浮き飛車に構えれば、玉頭の守りを強化することができたのですね。

改めてありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
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