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大会: 第1回「将味大会」じっくり町道場気分で将棋を味わう大会 R30+60 ◆企画完結◆
先手: Carbunculus (1813) ☗9☗10☗3Icon mail on
後手: katsumiwinner (1338) ☗4☗7☗5Icon mail on
対局開始日時: 2018-08-15 16:39:11 +0900
ルール: 平手(R) 30分 + 60秒

この棋譜へのコメント

1: tomycar (2330) ☗10☗9☗62018-08-16 00:42

本局は第1回「将味大会」の対戦で、指定外の全局消化協力局です
対局お疲れ様でした
2018-08-15 16:39~17:55
▲Carbunculusさん[3-10]R1609 対△katsumiwinnerさん[1-4]R1300
平手R30-60 対抗形▲四間飛車 95手まで▲勝ち

ご協力ありがとうございます

ご要望あれば、駒落ち&駒得NR30+60戦は、誰でも何局対戦しても結構です
なお、平手R30+60戦は、追加挑戦鍛練局として残り2局可能です
お互いのご都合が宜しければどうぞ

2: tomycar (2330) ☗10☗9☗62018-08-23 03:56

本大会は未だ閉幕していないが、今後の棋力向上へ向けてヒントになりそうなので、恒例の tomycar目線をコメントします

本局は総括という切り口ではなく、まず45▲78飛の局面図をご覧になって頂く
この図だけ見れば、高段者同士で出現しても不思議ではない▲△満点に近い序盤の駒組でしょう
では、どういう開戦の構図だったのだろうか?と遡って想像してみましょう
恐らく、次の応酬だったのだろうという思考&着眼点が、自然な流れでしょう
=対抗形で▲67銀77角65歩56歩型四間飛車に、△73銀型から40手目△75歩と突捨て、以下▲同歩△84銀▲74歩△72飛45▲78飛



ここまで、思い浮かんだ人は、次に本譜22△75歩の局面図にジャンプしてみましょう
何と、定跡形△53右銀型からの75歩早仕掛け、が出発点でした
両局面は善悪なく、いずれも一局、と判断していいでしょう
ところが、22手目⇒45手目の構図を思い描く事は、高段者でも相当に困難だと思われます
つまり、この24手の間の応酬には、形勢の揺れ動きがあって不思議ではない、のです
また、▲△で心の駆け引きが間違いなくあったはずで、見掛け上の局面は互角でも、形勢認識は違う可能性が高い
これを一般的には"対局者心理"と表現し、この序中盤入口までのココロの消耗度が中終盤での思考の向きに影響を及ぼし易い

具体的な着手コメントは割愛しますが、▲△はこの24手の間で、もう一工夫し主導権を奪えなかったか?考察し納得しましょう


総括ではないが、本局の敗着は教科書的には、ノータイム60手目△31金、と云われるのだろう
しかし、本局では▲△消耗戦の影響からか?まだアヤが残っていて、66手目△47歩成が、継承否定の象徴と判断されそうです
本局△は、手が広い56手目で長考△44香に命運を授けた、のだが、心の動揺から立ち直れなかった事が敗因でしょう
陣形急所への△着手組合せでの1ヒネリの発想が高まれば、急上昇しても不思議ではないでしょう
逆転してから▲誤らなかった事が勝因でしょうが、陣形急所の見極めで即座のステップアップは可能でしょう
▲急上昇には、局面急所での押し引きで、より深くまでの相手心理の把握が望まれそうです

大熱戦でお疲れ様でした
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