コメントを横に並べる
先手: sakura57 (1150) ☗3☗6☗7Icon mail off
後手: eulatphyh (1124) ☗5☗5☗8Icon mail on
対局開始日時: 2020-11-21 16:27:34 +0900

この棋譜へのコメント

1: eulatphyh (1124) ☗5☗5☗82020-11-21 08:45

先手石田流 vs 後手(私)四間飛車 の一局。

15手目で飛車先の歩を交換され、早くも1歩得とリードされたところで、もう私の対石田流の負け将棋の嫌なペースになりそうな気はしていました…。(だいたいいつもこの進行になるので)

22手目64歩はいけないですね…先手が56銀から6筋に攻めを集めているときに、わざわざ攻めへのお手伝いをしていますし…なにやってんだか…(汗)

26手目まで、65の地点を1-3とされている時点で、もうだいぶ後手が悪い。

話が前後しますが、加えて、感想戦でもご指摘を受けましたが、後手は、左銀と角が全く将棋に参加せずぼけ〜っとしているので、その点もだいぶよろしくないです…後手は最後までロクに攻めの体制を築けなかったということ。

27手目、97角…なるほど…以下、思いっきり潰されたのが本局ですが…これが、石田流本組の破壊力ということですか…。

33手目、までで局面をよく見ると…先手は美濃囲いにしっかり入って守りも堅牢、攻めの体制も超万全になっている…一方、後手は漫然と駒組みを続けていて、攻めの体制が一切築けていない…もう、この時点で後手大劣勢でしょうか。

にもかかわらず、それに気づかない後手は、34手目84歩と、銀冠を目指す大悪手…なにをそんな呑気なことをやっているんだが……そんな一刻の猶予もない状態だろうに…まるで局面を把握していないのが後手でした…。

以下、では、行きますよ、と言わんばかりに、35手目、先手の65歩の仕掛けから、あっという間に先手陣崩壊…感想戦でも先手さまはおっしゃっていましたが、さらにその後の、41手目64歩で、もう先手の勝ちが決まりました。

以下、後手も、なんだかんだと頑張りましたが…簡単な一手詰めや詰めろを見逃すような先手さまではあられませんで…以下、割愛します。

感想戦で、先手さまは、「高美濃は石田流の格好の的」とおっしゃっていましたが…実際そうなのでしょうか? 縦に強い高美濃ですが、むしろ、石田流の攻めには弱い…と?

ということならば、お相手が石田流できた場合は、あえて本美濃囲い以降に、高美濃には発展させなで…で…相手が本組など攻撃万全になる前に、こちらも攻めていかなければならない…ということなのだろうか?

あるいは…対石田流として、振り飛車として、なにか有効策はあるのだろうか…いや、当然あるのでしょうが、私はまだそれを知らない。ただ、そのような、しっかりとした将棋を指してこられるお方との戦いも、視野のステップに自分が達している…ということなのでしょう、きっと。

いずれにしても、本局は、局面の把握が全くできておらず、呑気に構えすぎた後手の作戦負けでした…今後の課題にしたいと思います。

ありがとうございました。

2: eulatphyh (1124) ☗5☗5☗82020-11-21 09:02

知らないけど…対石田流として、飯島流引き角戦法とか、右四間エルモ急戦とか、使えるのでしょうかね。
いずれにしても、まだ私には早そうな気もしますが…いや、いいのか、そういう、なにか強烈な戦法に対して、対抗策も身につけないといけない段階か、もう。(なにを選ぶかはともかくとしても)

3: eulatphyh (1124) ☗5☗5☗82020-11-21 09:04

右四間エルモはその通りなのでしょうね…以前、棋書もご紹介いただきましたし。

4: eulatphyh (1124) ☗5☗5☗82020-11-21 09:37

割愛します、と言いましたが…

もう後手やることもない状況で…70手目、67歩〜68歩は、考え方としては、悪くなかったのかな…。

あと、さらに気付きましたが…80手目、焦らないで、46歩! としていたら…先手は激痛だったのでは?
先手が受け損ねたら…もしかしたら、大逆転勝ちも、あった?
こういうの、見逃しているようでは、まだまだ…ですね。

5: eulatphyh (1124) ☗5☗5☗82020-11-21 09:48

>>4

実際、以下、47歩成を先手が許したら…先手玉、寄る?

6: hissori (2300) 2020-11-21 12:10

なるほど
お相手の方はかなり本格的な相振りを指すのですね
たしかに作戦負けから順当に崩壊しています(笑)

ですが、心配することは無いです
ちゃんと対応策がありますからね


12手目71玉が作戦負けの遠因になっています
先手は78飛と振ってあり、すでに7筋近辺から攻めることを明示していますので、ここは52金左と玉頭を守備する準備をするべきでした

それと、71玉が何故いけないかと言いますと、この玉は、守備にも一役買っているからなんですね
つまり、73と53の地点に利きがあることで守備要員としても重要な役割を担っているのです
その辺はおいおい手順で明らかになりますので、先に話を進めますね


18手目73歩と打ち、76飛と先手は飛車を引きました
この時点ですでに後手は進展性のある囲いにすることが出来なくなっています

理由は、28手目74歩で一手損しているからなんです
つまり、
「先手が調える攻撃陣に、一手損して備えているので、守備陣が間に合っていない」
と言うことなんです

そして、71玉と不急の一手も指しています
守備的に言うと、2手足りてないんですね(本当は3手足りていません)
なので、仕掛けられて一方的に攻め潰されてしまったと言うのが本局の流れになります

では、その3手をどうやって捻出し、どう守備に活かすかを書きますね

12手目52金左の局面に戻ります
先手は75歩と本譜と同様に指します
ここで71玉としてしまうと本譜と一緒になってしまいますが、後手は用意してあったので64歩と突きます
この64歩が、重要なんですね
意味は、
「7筋の交換をしてきたら、63金と上がり、74歩と高く受けます」
です
具体的な手順だと、64歩以下、74歩 同歩 同飛 63金 76飛(78飛が優りますが、ここは便宜上76飛とします) 74歩です

どうですか?
後で74歩と突いたのに較べ、金の支えがあるので手損無しで74歩と打てているのが分かりますか?

以下、77桂 32銀 96歩 43銀 97角 54銀 56銀と、先手は本譜と同じように攻撃形を調え、後手は金銀でガッチリ上部を受けます

……で、56銀の局面で後手には二通りの考え方があります

まず一つ目の考え方……
高美濃にして73桂と65の地点に利きを足し、防御してみます
以下、65歩 同歩 64歩 62金 74飛と進みますが、これは後手が失敗です
64歩と無条件で楔が打たれてしまったからです
次に76飛と引きますと、74歩の傷が残ってしまっているので収拾がつきません

では、65歩に同桂と取ってみましょう
以下、同桂に45歩と進みます
後手は桂損しましたが、香取りに切り返してこれは難しいながらも後手ペースとなります
45歩以下は、73歩と更に攻めても81銀で一応受かっています
これが一つ目の考え方です

二つ目の考え方……
73桂の高美濃ではなく、73銀と矢倉を目指します
先手はまごまごしていると84銀~75歩or銀と攻撃陣を攻められてしまいますので、65歩と仕掛けるしかありません
以下、同歩 同銀(ここで64歩が利かないのが、矢倉の優秀なところです) 同銀 同桂 64銀と後手は自然に応じて、後手の防御が成功しました
先手からはこれ以上攻めが無い上に、65の桂が取りになっていますので
後手は次に75銀打~65銀と桂を取ってしまえば分かりやすく良くなりますし、先手が桂取りを受けて66歩くらいなら、落ち着いて72金と上がっておけば(82銀から桂、香を拾われる手を防いだ意味)後の45歩などもあり有利となります

……で、ここで62玉が意味を持ってくるんです
71玉型だと、65歩 同歩 同銀 同銀 同桂 64銀に、同角が成立するからなんですね
以下、同金 53桂成があって、先手の攻めがうるさいのです
しかし、62玉と備えておけば、53桂成には同玉と取って何でもないです
これが62玉と待機した真の意味だったりします

後手が73銀と矢倉を目指してすぐに65歩と仕掛けるのは、先手が失敗に終わりました
なので、玉を囲うくらいしかありませんが、58金左 72金 38銀 45歩 39玉 84銀で後手が指せます
前述した、まごまごしていると……、の状態に先手は陥ってしまっていますのでね

と言うことで、12手目52金左以下、75歩 64歩 74歩 同歩 同飛 63金には、78飛と深く引く方が正しく、74歩(すぐに73銀とする手もあります) 76銀(後手が73桂から高美濃を目指すと、75歩から棒銀を目指す意味) 73銀(矢倉にすることで棒銀を受けた意味)で一局の将棋となります
この後は、先手も美濃囲いにし、後手は31の銀を54に配置し、45歩~44角や(44角は62に玉を置いておくのと同じ理屈で、53の地点に利かした意味。大抵、97角に対応して44角とする感じになります)72金~71玉~82玉と囲う感じで指します

ちなみに……
>>(本当は3手足りていません)
と、書きましたが、何処でもう1手をねん出したかと言いますと、端を手抜くことで防御を間に合わせています
先手の96歩は97角とするための一手で、端を攻めるためではありませんので、突き越されても痛くないと判断しています


……と言う感じで本局の説明を終わりますね
12手目71玉の一手を指したことによって、囲い合う将棋にならなくなったこと(美濃囲いで積極的に攻めることは可能ですが、その場合も7筋の歩交換が無条件でされていますので、いつでも65桂から73と53の地点を狙われる恐れはあります)はお分かり頂けたと思います


潰されてしまいましたが、それによってまた新たな考え方を知ることが出来ました
「敗局は師なり」
なんて格言もありますので、負けた将棋からもいっぱい学んで下さいね


あ、あと、これは参考になる動画があるので紹介しておきますね

https://www.youtube.com/watch?v=bq658ij9TAk&t=400s

です
動画は後手が向飛車にしていますが、先手の考え方は似ていますのでね

今はこんな教材がタダでいくらでも観ることが出来るのですから、良い時代ですよね(笑)

7: hissori (2300) 2020-11-21 12:20

>>もう後手やることもない状況で…70手目、67歩〜68歩は、考え方としては、悪くなかったのかな…。

たしかにもうやることが無いので、このくらいの攻めしかありませんね
ですが、やれることはやっておいた方が良いので、考え方的には悪くありません


>>さらに気付きましたが…80手目、焦らないで、46歩! としていたら…先手は激痛だったのでは?

80手目46歩とやってみるべきだったかもですね
万が一があったかもですので(笑)

ですが……
残念ながら46歩には71角からの詰みがあったりします
以下、同玉(92玉や83玉には82金以下簡単) 62銀 81玉 82銀 同玉 73銀成(71角でも詰み) 同玉 63金 72竜 93玉玉 83金までです

8: eulatphyh (1124) ☗5☗5☗82020-11-21 19:23

hissori さま

コメントありがとうございます。
対石田流(こちら四間飛車)の対策について、詳細なご解説ありがとうござます。

お相手の方ですが…以前から数局お手合わせいただいているのですが、今回の感想戦でお話があったのですが、四間飛車、石田流、相振り飛車に関する、一連のシリーズの、私ですら存在を知っているほどの有名棋書(と、言えば、hissori さまでしたらだいたいお察しいただけると思いますが…)を、全て既に読み終えているとのことでした…ので、ご観察の通り、文字通りの本格的な振り飛車党の方です。圧倒的に私とは勉強量が違います(汗) ので…私も、負けじと、これから、がんばります^_^;

私自身、勉強不足で、振り飛車と言えば美濃囲いしか知らなかったのですが…(右)矢倉という戦い方もあるのですね(先日の銀冠に関する棋譜でも出てきましたが)。
この右矢倉でしたら、上部に手厚く、手数も(美濃囲いからなら)それほど多くかからないようなので…今後、対石田流や向かい飛車など、縦方向の相振りになった場合、使ってみます。

いずれにしても、対石田流において、後から書いたコメントのように、特に今から新しい戦法を無理に覚えなくとも、四間飛車でも十分に戦えること、理解しました。
手順をすぐに飲み込んで、実戦に間違いもなく即活かす、のは、慣れが必要かもですが…こういうことも、少しずつ学んで活かしていこうと思います。


ただ、以下、一点確認ですが	…ご解説にありました、以下の引用部分、

>まず一つ目の考え方……
>高美濃にして73桂と65の地点に利きを足し、防御してみます
>以下、65歩 同歩 64歩 62金 74飛と進みますが、これは後手が失敗です
>64歩と無条件で楔が打たれてしまったからです

とのことですが、中頃の、64の楔の歩、62金の手順ですが、この62金は、この局面では、後手玉が62にいるので(本譜のように71には行かなかったわけなので)、62金とは引けないのではないでしょうか?
ちょっと、この部分の手順が把握できません…。
なにか私が、前の部分も含め、手順の符号を読み間違っていますでしょうか。

ご説明戻って、

>12手目52金左の局面に戻ります

というのは、本譜の通り、12手目71玉「とはせずに」、52金左としましょう、ということで合っていますよね? そうすると、以下、↑の64歩と楔を打たれた時点でも、玉は62に居たままではないのでしょうか。だとすると、先手に64歩とされると、後手は62金とは引けないのではないのでしょうか。

64歩と楔を打たれた時点では、後手玉はどの位置に居るのでしょうか。

ちょっと、ここの64歩、62金の部分の手順が把握できないので、すみませんが、なにか私の手順の読み違えがあるようでしたら、もう少し詳しくお教え願えませんでしょうか。


ご紹介いただいた動画も観てみました。
実戦がどのようなものになるかのひとつの流れとして理解できました。
私は動画(動いている画)が苦手なので(文字や音による情報の方が理解しやすい、という意味です)、あまり将棋実況動画は多くは観ないのですが…それも、先日お話しした、「今までは棋力が乏しく、局面を把握する力量が足りなかった」ということのようです。観てみたところ、大枠は把握でき、勉強になりました。
こういう教材も、少しずつ勉強に取り入れていこうと思います。


>やれることはやっておいた方が良いので、考え方的には悪くありません

>80手目46歩とやってみるべきだったかもですね
>万が一があったかもですので(笑)

これらは、兼ねてからお話しいただいている通りの、弱い駒を使った効率の良い攻め、というのを考えた次第です。もっとも、歩で受けられましたし、先手が手抜いてくれたので銀を取りにはいけましたが…いずれにせよ形勢はもう先手勝勢でしょうから…かなり苦しい一手ではありました。
金を叩くのも…まあ、お相手がその後の詰みを見ていたら、いずれにせよダメでしたが…。(私は後手玉の詰みは見えていませんでしたが…いずれにせよ、もう詰まされるのも時間の問題とは把握していました)

あれなのですよね…効率の良い攻め、というの、常に狙ってはいるのですが…私自身が少し上のステップに立ったからか、なかなか、お相手にする方みなさんも力量があられますので、なかなか、簡単には許してくれないのでできずじまい、というのも、あります。

ただ、その辺は、攻めの力量がまだ足りない…ということなのでしょうから…引き続き、向上に努めます。

ありがとうございました。

9: hissori (2300) 2020-11-21 19:53

>>中頃の、64の楔の歩、62金の手順ですが、この62金は、この局面では、後手玉が62にいるので(本譜のように71には行かなかったわけなので)、62金とは引けないのではないでしょうか?

すいません、完全に私の間違いです
当初から矢倉にする順を中心に説明するつもりでいたので、錯覚をしていました
まあ、結論は同様に後手がダメと言うことなので、勘弁して下さいね(ペコリ)


棋書を読んでいると勝てるかと言うと、それとこれとは別問題になります
ただ、棋書を読んでいる方は、序盤巧者なことが多いので、しっかり組まないと一方的にやられてしまう恐れがありますから、一局ずつ反省して次に活かすようにしておけば段々と差は縮まっていきますのでね


80手目46歩は、詰めろになっています(39銀 同玉 38金 同玉 47歩成以下)
なので、相手が詰ましに来ないと、かなりややこしいことになるところでした
一瞬、詰めろには見えないので、もしかすると後手玉に詰めろを掛けて、万が一があったかもですね(笑)
この棋譜にコメントするにはログインして下さい

このページは81道場のデータ管理・閲覧用の「Webシステム」です。対局用アプリはサイトのトップページ(https://81dojo.com/jp)の「道場入口」より起動して下さい。