1: sasuryman (1284) ☗0☗0☗02021-04-07 02:47

46手目のノータイム指しが×。63手目の相手の狙いが1分考えて見えてないのが痛い。気づけてれば冷静に33香打とすべきだった。88手目での形成判断を誤った。ここは22玉として強く受け切って穴熊の姿焼きを目指す方針で指すべきだった。全体的に読みが雑で冷静さに欠けていた。こういう将棋を勝ちきれるようにしたい。

2: hissori (2326) 2021-04-07 07:57

10手目53銀は少し損です
本譜のように66銀とすんなり組まれてしまいますので
普通の角道を止める振り飛車だと、66銀型に組むには65の位を取らないといけないのですが、この場合は66歩、65歩の二手が省けており、実質手得になっています

なので、ここは34歩とすべきです
それでも57銀なら、今度は77角成　同桂　86歩　同歩　87角と馬を作る手があって、後手が若干指しやすくなります

本譜は先手の66銀型から穴熊に囲った構想が機敏で（66銀型が後手の速攻を抑えながら将来的な捌きも見せているため）、早くも先手が作戦勝ちになっています


40手目65桂は急ぎ過ぎです
先手の95歩は無理筋ですので、しっかり対応すれば形勢の挽回が可能でした

ここは95同歩と取り、同香には94歩　同香　95歩　86歩が手筋で端攻めをいなすことが出来ます

ただ、41手目65同銀が疑問手で44手目76銀までで後手が有利になっています


48手目84銀は、疑問手ではないもののやや元気がなく不満です
ここは53銀と引き、以下、73角成なら88角成　82馬　99飛　91馬　89飛成　46馬　66馬でも有利ですし、一回72飛と73角成を受けて、以下、93歩成　45銀　77歩　66角　83と　95香　72と　79角でも後手が有利です
本譜は49手目59角で93歩成を先手が逃しており、後手が有利な分かれとなっています


52手目56銀は若干疑問です
84銀と打って抑え込みの流れにしたのですから、ここは手堅く92歩と受けておくべきでした
それで先手に手がありません


64手目35同歩は仰る通り少し短慮でしたね
ここは67角と手厚く打って何もなく、後手が勝勢でした

とは言っても、本譜も後手優勢ですので、素直に取るのも局面的には悪くはないです
問題なのは、予期していない手を指されて動揺したことの方でしょうか？


76手目83飛では、81飛の方が手堅いですね
ここでかなり差が詰まっています


84手目47香成が悪手です
87手目34香が痛すぎますから
ここは先手に攻め駒が無いのを見越して67香成と戦力補充させないように指すところです


88手目56角は致し方が無いです
ご指摘の22玉は、41とが厳しいため受けになっていません


92手目38銀が敗着です
これは詰めろになっていませんので

ここは何はともあれ41同金しかないです
以下、21角　同玉　41竜　12玉と妖しげに粘ってまだ一山も二山もあるところでした


本局は、序盤のちょっとした隙から旨く先手に組まれてしまいました
中盤以降は、指し手が抑え込みなのか攻め合いなのか、方針がぶれたところで形勢を損なっています
彼我の玉形を看て、冷静に方針を選択できるようになりたいですね

3: sasuryman (1284) ☗0☗0☗02021-04-07 08:35

hissori様こんばんは。棋譜コメントありがとうございます。実はほっしーさんやhissori様の棋譜を参考に先手中飛車対策をしていた矢先にマッチングしてしまい見よう見真似の序盤で対抗いたしました(笑)やはり手の意味が分ってないのがバレバレの10手目53銀でしたね。しかもノータイム(笑)仰る通り序盤から方針が見えずにあれよあれよと穴熊に組まれてしまいました。すべての序盤がまだまだにわか仕込みですが先手中飛車は特に酷かったので、この対局を機に少しはましな対策を練ってみたいと思います。ありがとうございました。