1: SFmaster (2299) 2022-01-08 23:34

この戦型は居飛車がどう手を作っていくかが課題です。

49手目65歩の時、46歩と取り込めば駒損せずに仕掛けを模索できます。46歩に64歩なら47歩成同銀64飛で堅さが生きる展開です。46歩に同銀42角45歩86歩同歩74歩が仕掛けの一例です。１歩持って仕掛けに困らなくなったので、33金寄と待つ手もあると思います。

53手目67銀は、飛車を抑え込めるのなら良いのですがもったいなかったです。成銀つくって飛車を追うような手は相居飛車（角換わり、矢倉）では有効なのですが、居飛車振飛車の対抗系では重くなることが多いです。銀は美濃の金との交換を狙いたいです。

本譜も35歩からの攻撃で実戦的には大変ですが、少し戦力不足でした。33桂など自陣の駒を活用するアイデアも視野に入れれば攻めの幅が広がると思います。