リアル将棋大会運営について
リアル将棋大会を運営されている方っていますよね?
私も運営側の人間なのですが、対局と対局の間に子供たちが暴れまわります。(将棋教室をやられている方はわかりますよね?)
幼稚園~中学生の子供たちと大人も参加しているのですが、
10級以下の子供たちは本当に暴れます。(笑)
スイス式トーナメントでやっているのですが、何か良い方法はないですかね?
対局と対局の間(ま)があかないような方式はありますか?
私は司会進行・手合い・記録・時計の設定と八面六臂の活躍(?)をしているつもりですが、本当に手が回りません。大先生や他の指導者の方もいますが、もうかなりの年で手伝って欲しいとも言えません。
(多分手伝ってもらうと余計に私の手が回らずにぐちゃぐちゃになりそう。若い人が入ってくれたらと思ったりもします。)
大会の時は本当に一瞬で時間が過ぎてしまいます。
ちなみに参加人数は今回は36人でした。
大会や教室の運営側の方。何か良い方法があれば教えて下さい。
宜しくお願い致します。
運営にコンピュータ、強力ですよね。
私も、自作の将棋大会運営サーバで運営したことがあります。参加者には各自専用の QR コードを配布、勝敗報告は各自の携帯電話使用 (わざわざ運営者に報告に来なくてよい)、勝者と敗者の報告が一致したら勝ち負け確定、対局表は全て web 表示 (各自が携帯電話で確認する)。
その大会専用に即席で (数時間で) 作ったサーバなので、とても他の方にはお見せできない出来ですが、いずれは公開できたらなぁ、とは思っています。オンラインでサーバを借りて運用する形 (安いところは1日24円) を想定しているので、費用はかかってしまいますが…。
大会サーバと会員サーバの分離とか (会員サーバは大会サーバから結果を受け取って履歴を残す仕組み)、勝敗報告時刻から対局所要時間を計算して大会終了時刻を推測したりとか、プロ棋士との指導対局のための抜け処理とか、時間差で対局開始できるスイス式とか (手計算だと同時開始が現実的です)、実現したいことが色々あるので、いつ公開できるか全く分からない話ではあります。
参考になりましたら何よりです。
オープン参加だと人数が読めないので・・・ということでしたら、募集要項に事前申込制で「先着○○名まで」とすれば、人数が読めない苦労もないですし、道具等の準備も計画しやすくなります。申込方法はweb上の受付のみにすれば、電話受けの苦労もありません。
また、前回書きましたように運営業務にPC導入すれば、相当な省力に繋がります。ノートパソコンをモバイルプロジェクター等に繋ぐなどすれば、対戦表の作成カットできますし、組み合わせ・集計は何クラスでも一人で可能になり、しかも手動でするより組み合わせの公正さ、集計の迅速性・正確性で圧倒的に勝ります。
ネット上で公開されている運営ソフトもあります。ちょっと使い勝手の面で難点があったので自作しましたが。具体的には結果表記の仕方、成績決定要素のカスタマイズ、少人数の時の組合せ、団体戦等の他競技方式への柔軟性‥などです。
運営ソフトについてはご相談いただければ、何らかの協力は可能ですし、一度当方のブログでも見てもらえれば、イメージが掴めるかと思います。
ice_doll様 返信ありがとうございます。
時系列・経緯・理由・新たな取り組み。
読み応え、そして説得力があり素晴らしい文章でした。
すごく参考になりました。
私の所はまだ内部の大会なので40人程度ですが、
オープンの大会を開くと何人集まるか想像もつかないので躊躇しています。(やりたいって言う人は運営をしたがらないし…)
(景品をよその人に持っていかれるから内部だけでいいって人もいます)
もちろん私一人で回すのは不可能なので、新人さんの成長に期待したいところ。(現状は私がプレイヤーに回ると例会でさえくちゃくちゃになる始末。私も本当は将棋指したいんですよ~!(切実)
ITを利用するというのは刮目でした。
私もエクセルで作れるか挑戦してみます。
(頭の中では何となくできそうです。実際はやってみると難しいと思いますが。ネット上に落ちてないか探してみます。)
他の支部の運営方の話ってすごく興味あるので、愚痴も含めて色々教えて下さい。
ありがとうございました。
以前にも書きましたが私も運営方なので、その苦労はよくわかるつもりです。
対局間が空かない方法とのことですが、1:で挙げられた案に同意です。うちの支部でも例会は勝点方式に2019年度からしました。
勝ち3点、負け1点でカウントし、その合計で成績を付けます。並んだ場合は勝数の多い方が優位。さらには1年分の例会成績を通年成績として累積し、年度最後に表彰する方式です。
この方式を採った理由は
○例会参加促進目的。
○スイス式T方式の対局間の問題解消。
○入賞機会の拡充。(強い人だけが入賞できるわけではない)
などです。
以前はクラス分けをしてやっていましたが、クラス毎の人数構成が歪になり、支障をきたした上に、「内輪だけで安心してやりたい、外部の人間を入れるな(自分たちが勝てなくなるから)」という気質が醸成され、結果、支部会員の減少につながった経緯があります。
ただ、この方式はあくまで支部例会だけで、支部主催のオープン参加の大会ではスイス式トーナメントを採っています。
私が支部に加入したころ、まだ藤井聡太ブームなど影も形もない頃で、今後の普及の為にも子供の部を2クラス作ってはどうか?と提案したのですが、運営役員の数が足りないという理由で却下されました。当時、A、B、Cクラスの3クラス制でやっていましたが、スイス式の場合、組み合わせと集計で1クラスに1人役員が付かざるを得ず、子供2クラス追加で計5クラスなら5人必要という理屈です。そもそもスイス式の得点計算できる役員も限られている状態ですので無理ないことでした。
その後、2016年のことですが、組み合わせ集計ソフトを自作し、現在では何クラスでも組み合わせ・集計は1人で担当できるので、クラス数に限らず、一定数の役員で運営できる体制にしました。
書込みにもありますが、若い役員の不足はどこでも同様で、将棋はあまりしないけど、運営はやってくれる人なんてまずいませんし、将棋をする若い人で運営まで興味を持つほどの入れ込んでいる若い人はプレイヤーとしての比重が高いのでやはり運営には興味を持ってくれません。
ジレンマなのですが、上記のようにIT活用で少ない運営者で従来の運営をすることは可能どころか、より多様な方式も可能になり得ます。
ちなみに私の所の大会規模はオープン参加大会で参加総数は60~80人。設定クラスはA、B、団体戦の3クラス。運営は4人(支部長、組み合わせ・集計係1名、会計その他雑務1名、指示役1名といった感じです)でまわしました。
hissori様 返信ありがとうございます。
プロ棋士にゲストで来て頂くのはありですね。
子どもそっちのけで私が指導対局を受けたいです。
子どもを指導していると少し寂しくなるのは、ある程度強くなると、
プロ棋士がやっている教室に移動してしまう事ですね。
嬉しい事でもあるんですけど複雑です。
いつか私の教え子でプロ棋士が生まれたら嬉しいな。
なるほど、普段も例会をやっているのですか
だとすると、似たような雰囲気になるでしょうね
子供の方にも甘えがあるでしょうし
まあ、集中力のない子はいるんですよ
だから、普段と違う特別感を出すのは大変ですね
本当は棋士やアマ強豪などをゲストに呼んで指導対局をすると収まったりするんですけど(それでも騒ぐ子は騒ぎますが)、そんな予算やコネがある場合ばかりではないですしね
私は、つまらないと感じている子にはその子と二人で率直に話すことにしているんですよ
「辛かったり嫌だったら、帰って良いよ……」
って
親御さんにもキチンと説明してあげるから、と言い添えてね
こちらが感情的になっている訳ではなく、その子にも他に興味があることもあるでしょうから、極力、自分の時間を大切に遣うように言うんです
将棋だけが全てじゃないですし、他で素晴らしい才能を発揮する子もいるかもしれませんしね
って、これは何の解決策にもなってませんね(笑)
ただ、子供は子供で色々と感じた上で行動していますので、強制したり横並びに扱ってみても、こちらの思う通りにはならないかと
何れにしても、指導と子供大会の運営は難しいですね
raidensiratsuyu様 返信ありがとうございます。
しりとり、なぞなぞ、短手数の詰将棋ですね。
小さい子担当を作って、専属でやってもらうのもありですね。
(誰に頼もうかな…)
試す機会があったらここでレポートしますね。
ありがとうございました。
hissori様 返信ありがとうございます。
>勝ち星の数を競う大会
ですか。なるほどです。
ただし、毎週の例会で、手合いを付けているのとまったく同じ状態になります。
(普段の例会での手合いはできるだけ間が空かないように心がけています)
せっかくの大会なので普段と違う何か特別感を出したいのですが何か無いでしょうか?
(順位を付ける。表彰状がある。賞品がでる。はもちろんの事)
連戦連敗の子供には気を付けるようにしています。
それで将棋が嫌いになってやめてしまっては本末転倒ですもんね。
暖かいアドバイスありがとうございました。
ryuk666999 さんへ
もうだいぶ昔のことですが、園児から小学高学年まで10人くらい
を担当したことがあります。
もちろん長い時間集中してくれることはありませんね(苦笑)
何にも無いときは「しりとり」「なぞなぞ」などで楽しんでもらって
いましたが、あまりいい気分ではない大人も当然いらっしゃいます。
そこで、「簡単な1手詰・3手詰」を出題して楽しんでもらうという
のは、どうでしょうか?
もちろん「ノルマなどは決して与えてはいけません」
できそうもない子にはヒントをあげたりして、解けたら
「先生のところにもってきてね」っていえば集中してくれます。
気休め程度にしかならないかもしれませんが、
たまにはこんなことも試してみてはいかがでしょうか?
一つ補足しておきます
勝ち星の数を競う大会をやると、連戦連敗で泣き出してしまう子が出てくる恐れがあります
ですから、連敗して辛そうにしている子がいたら、運営側の大人と駒落ちの対局をつけると良いです
駒落ち対局の目的は、連敗者の救出です
ですので、大人側には目一杯厳しい手合いにして下さい
駒落ちでも何でも、勝つと嬉しいものです
特に子供はね(笑)