高美濃囲いの作り方
asamizuki (1932) 2020-06-10 07:01
なぜ、みんな3六歩が先なのか。 場合によっては、3六歩より先に4七金のほうがいいのに。 例えば、3六金、とでて、1五歩、同歩、1三歩、同香、1四歩、同香、2五金、とか。 というより、相手の攻めを受けるのに、4七金が先でないと、 危ない事もあります。
World Shogi Forum > 81道場 全般 > 高美濃囲いの作り方
なぜ、みんな3六歩が先なのか。 場合によっては、3六歩より先に4七金のほうがいいのに。 例えば、3六金、とでて、1五歩、同歩、1三歩、同香、1四歩、同香、2五金、とか。 というより、相手の攻めを受けるのに、4七金が先でないと、 危ない事もあります。
みなさん、どうもありがとうございます。 今、居飛車側の作戦が、持久戦の方が多く、3六歩~3七桂えお急ぐ指し方の方が当たり前と言えますね。 天守閣美濃崩しの藤井システムは優秀です。 どの定跡本も3六歩が先です。 が、玉のコビンが、開く、この瞬間が、居飛車側のチャンスと、私見では考えています。 4六角と、序盤~中盤にかかる時点で王手できると、 それだけで、玉形は崩れる、 また、桂を持ち駒にした時の2四桂が、厳しい、 でも、それは、実戦でどう進むか次第なので。 まぁ、自分は、3六歩のとき、4七金とされる前は、仕掛け時、 程度に考えてるだけなので。
本美濃囲いってホントに優秀だと思います。 玉頭方面の攻撃力を増やさなきゃいけない展開が見込めない限りは 本美濃囲いで十分すぎます。 高美濃囲いにするなら、玉頭方面の攻撃力を増やす為という理由が無い限りは組み替えるべきではないと思うし、攻撃力を増やす手段という意味で47金よりも36歩のほうが優先されるのかなあと。
>>4 最後の一文、断定したのは不味かったです。失礼しました。 ただ、36歩よりも47金の価値が高いことは稀で、対5筋位取りにおいて以外では私の記憶にはありません。
単純な話、振り飛車側は持久戦になった時は早めに37桂に組みたいんですよ。そうすることで、居飛車の駒組みに制約を与えられるんですよね。 45桂の筋を警戒して、44歩と居飛車は突く必要が出てきます。また、44歩を突いてもらうと、振り飛車は角の睨みを生かして45歩から攻めることができるんですね。 こういった理由があるので、持久戦における駒組みの優先度は以下のようになります。 46歩>36歩>37桂>28玉=47金 玉頭から動く時は、28玉は不要になることが多いです。 そうすると、39玉型になるのですが、39玉+47金型の相性はそこまで良くありません。 39玉型は横からの攻めに弱いので、左金は58で保留して、横からの攻めに備えたいからです。 対急戦で高美濃に組むことは限られます。 相手が仕掛けてくるまでに少し猶予がある時は、46歩36歩37桂を急ぎます。 エルモ・船囲い共に、玉頭が弱いです。 ということで、仕掛けられた時に玉頭から反撃して勝つのが、振り飛車としては一種の理想になります。 それを目指すには早めに37桂を跳ねる必要があるんですね。35歩〜45桂といった感じで玉頭を攻めたいからです。 そう反撃した場合、47金を上がっていた方が得の場合がありますが、47金を指すことができるほどの余裕は相手は与えてくれません。 というわけで、47金か37桂(36歩)のどちらかを指すという選択に迫られます。そうなると、やはり37桂や36歩の価値の方が非常に高いです。 また、他の方がおっしゃっている通り、47金+37歩型は非常に脆い格好ですので、避けるべきです。 Oshiruko78
大まかなところはjyourikuさんとmendyさんが解説してくださっていますが、私もこのトピックを見て思ったことがあるので書かせていただきます。 4七金よりも3六歩を先にする理由は、美濃囲いの手筋におい、て角と3六桂のコンボを緩和するときに、4六歩同角4七金というような手筋があり、このように金は後からでも間に合います。また、高美濃囲いに組むことは、桂馬を使って玉頭戦をする準備なので、玉頭戦の戦い方のイメージを持って組むものだと思います。 asamizukiさんの「例えば、3六金、とでて、1五歩、同歩、1三歩、同香、1四歩、同香、2五金、とか。」という端の攻め方は、囲いの金で攻めていて、囲いを弱体化させるため筋の良い指し方ではないと思います。端については出来れば、囲いの金ではなく、相手から取った金や、囲いの駒でも銀や桂で攻めたいです。 結論としては、4七金よりも3六歩の方が玉頭戦のように含みが多く、横からの攻撃にも強い状態を維持できるので、基本的には優先されると、私は思います。
私ごときが口を挟むのもいかがなものかと思いましたが、関心のあるテーマでしたので、 話題に参加させていただきます。 あくまでも個人的な理解であることを前提として、以下は読んでいただけると幸いです。 そもそも なぜ本美濃囲いから高美濃~銀冠へ組み替えるのかという理由付けと 持久戦or急戦の区分も関連するかと思います。 組み替えの効果としては、 ・[玉頭上部の攻撃力]に関しては高美濃~銀冠と組み替えることで徐々に高くなる。 ・[広さと固さを合わせた守備力]に関しては、変わらない。むしろ、展開によっては弱体化する可能性すらある。 今回のケースが急戦or持久戦 いずれのケースなのかわかりませんが、 ちなみに振り飛車下手な私も36歩が先になります。理由としては、 持久戦では ・5筋の防衛が急務でない展開では、Jyourikuさんご指摘のように47金は後からでも間に合う だったら玉頭上部の攻撃力を増すのにいずれ必要になる36歩のほうを先についてしまおう ・56銀~47銀とバックするスペースを残しておきたい 急戦では ・Jyourikuさんご指摘のように桂で剥き出しになっている金に当てられる ・58の金が47金に上ずることによって、そもそも弱体化する ・58金型から67金とする手を残しておきたい ・さらに、47銀~38飛で袖飛車にする余地を残しておきたい などが理由になるでしょうか。なんか強引に挙げてしまったような気もしますが・・・。 最大の理由としては、「先に形を決めてしまうことへの抵抗感」なんですよね。できるだけ保留・先延ばししたい。 善悪についてのツッコミはご勘弁ください。反論できませんので。 「場合によっては、3六歩より先に4七金のほうがいいのに。」については、同意します。
そこは好みも出るところでしょうね。ちなみに自分も36歩を先に指しますね。 なぜかと言うと47金を上がったところで戦いが起こると、55桂35桂のスキが残り横から攻められた場合は金上がりマイナスになるケースがあるからです。 36歩も24桂がありますが、そこで金を上がっても間に合うので先に歩を付くという感覚です。
This is 81Dojo's web system for account and data management. The entrance to the shogi app can be found in the main site at https://81dojo.com.