ここに限らず「感想戦の義務」というのはないと思います。感想戦は対局者双方の同意に基づいて成立するからです。
対局内容によってする・しない、用事が迫っている、ご自身でも書いておられますが、疲労しているなど様々な状況があり得ます。
自分の場合ですが、今は一部例外を除いて、基本的に感想戦はしないスタンスです。理由は負けると即去り、勝つと場に残るというケースが多かったからです。
以前、自分の対局で終始相手が優勢で終盤でダメもとで少し見えづらいと思う詰めろをかけて、相手が気づかずに自分の勝ち。相手即去り後、すぐ再挑戦してきて、連続で対局、今度は実力通り?に相手の勝ち、終局後、無言のまま居残り。いろいろ理由はあるかもしれませんし、このケースは極端としても、自分の美意識ではこの行為は見苦しく映るので、せめてこのようなことは自分ではしないように結果に関わらず挨拶して即去りするようになり現在に至っています。
感想戦志向する場合、初見の人とどう話を切り出すかは難しいことは難しいと思います。勝った側から話かけづらいというのもありますし、負けた側は感情的な問題もあるでしょうから。
書き込みにあるように終局前に感想戦提案をするのが、セオリーかと私も思います。それに対して無視という対応は感心できませんが。
それと、個人的に感じるのが、この感想戦の現状はネット特有の現象だとかつては感じていましたが、今はリアルでも広がりつつあるように感じます。将棋ブームで主に小学生を中心に若年層の参加が増え、以前より将棋の技術的なレベルは上がりましたが、コミュニケーション能力は子供のまま、勝敗への執着が強くなった結果なのかなと感じています。
リアル大会の場合、高校生以上の年齢層とはストレスなく感想戦できますが、小学生以下だと対局も含めてストレスを感じることが最近多くなりました。
加えて将棋ソフトの影響もあるかもしれません。棋力向上のためだけに感想戦を考えたら、相手との感想戦よりソフトにかけた方が効率がよいという判断があっても不思議でないです。
基本的に感想戦は双方の合意の下で行われるものだと思います。指しっぱなしが良くないというのは同意ですけどね。
どうしてもしたいというのであれば、感想戦をしてくれるコミュニティを探すのが良いと思います。
私もディスコードで将棋を指している人の集まりに参加しているので、それを活用するのが一番だと思います。もしもご興味があれば紹介するので、連絡してください