勝率に考えるその人の強さ
Bingo (1335) ☗0☗0☗02019-08-20 11:30
本来勝率というものは高い方が強く低い方が弱いものだと思いますが、 自由に対局相手を選べる81dojoでは勝率が低い方が(レーティングの割に)強く 高い方が(レーティングの割に)弱いという逆転現象が起きていると思います。 なぜなら、 勝率が高い=自分より弱い相手と多く指してこのレーティング 勝率が低い=自分より強い相手と多く指してこのレーティング ということで、この二者が同じレーティングだった場合、 後者の方が強いと私は思います。 かなりの高段者など本当に負ける相手が少ないレベル (具体的には勝率80%以上)の人や まったくの初心者など本当に勝てる相手が少ないレベル (同じく勝率20%以下)の人は例外として、 ある程度勝ったり負けたりしているそれ以外の人であれば その人の将棋に対するストイックさも同時に測れると思っています。 豆腐メンタルの私は勝率が40%を切っているような人は尊敬してしまいます。 ところで、上記の内容を無理矢理計算式に当てはめて遊んでみたので 興味のある方は試してみてください。 その人の実際の強さ=レーティング×(負け率+50)% レーティングシステム自体がものすごく複雑な計算式で成り立っているため 実際はこんな単純で乱暴な計算式で求められる訳はないと思いますが 気持ち的にはこれくらいと思って指すようにしています。 例えば私のレーティングは1400(2級)前後・勝率はほぼ50% (上記の計算式に当てはめても1400)ですが、 1150(6級)・勝率30%の人(計算式では1380)とはほぼ互角と思って指しますし、 1700(二段)・勝率70%の人(同じく1360)なら勝機は充分あると思って指します。 負け率を将棋に対するストイックさと述べましたが それは「なんとなく」であり、実際将棋との付き合い方は人それぞれなので 決して勝率が高い人を揶揄する意図はありません。 勝ち続けることにこだわってストイックにされている人もいるかも知れません。 ただぱっと見の段級位に惑わされず、 その人の強さを推し量る自分なりの手立てを発表した次第です。 本来レーティングシステムが正しく機能するためには 勝敗に偏りが出過ぎないよう近い棋力の人と多く指すことが理想的と思いますが ここは自由ですからこのような偏りが出て当然なんですね。 自分よりずいぶん下位の人に負けても その人の勝率を見れば落ち込む必要はないと思えるかも知れません。 逆もまた然り。 長文の雑談、失礼いたしました。