【ご意見募集】有料オンライン将棋指導のC2Cマッチングサービスについて
いつも81道場をご利用頂き有難うございます。
各アプリのリニューアルに伴いましてユーザ数が伸びてきていることもあり、かねてより考えておりました「オンライン将棋指導のマッチングを支援するシステム」について本格検討をしたいと思っています。
これについては私自身迷うことも多く、皆様から広くご意見やアドバイスを頂戴したく、ご協力をよろしくお願い致します。
【検討したい内容】
・81道場の特徴的な機能を有効活用してユーザ様同士が講師と生徒となりオンライン上で行う将棋指導について、そのマッチングを支援する仕組み
・指導は、有料・無料を問いません
・講師となるユーザ様が、Webシステム上に講座情報(内容、対象レベル、料金、実施日時など)を時間枠ごとに登録しておき、生徒となるユーザ様が講座一覧の中から希望するコマに応募して予約する方式
・81道場は手数料を取りません。全額、生徒様から講師様に届く仕組みを作りたいと考えています
【実施する目的など】
当サイトは海外まで含めた幅広いユーザ様に対し、将棋の世界をしっかりと伝え、将棋に真正面から取り組める環境を提供することで、質の良い裾野を広げるという活動を、いわゆる「ボランティア」で行っております。
しかし、そうやってある程度まで広げた裾野をさらに持続的・自律的に成長させるためには、各国の将棋普及家のボランティア精神だけに頼っていては続きません。あるフェーズ以降は、「慈善活動」を「社会事業」へと変えていく必要があると思います。
具体的には、「将棋が強いということが価値を生む」社会の仕組みを作ることが挙げられます。将棋が強い人、指導が上手い人に、もっと容易にお金が流れる仕組み。例えば初段程度の棋力でも初級者への指導で容易に稼ぐことが出来れば良いと思っています。
そういったことを国を問わず一般のユーザ様でもやり易くするため、またそういった文化の醸成・定着に少しでも寄与するために、今回システムを検討したいと思っています。
【課題など】
当サイトの運営規模では、指導料の支払い仲介業務までを行うことは現状難しく、マッチング後は直接のやり取りとなる仕組みをまずは目指すことになりますが、それにより両者間のトラブル発生時の対策や、本来の趣旨である手軽さの低下など様々な課題があると認識しております。
しかし、当サイトが掲げる重要な役割の一つは「様々な実験の場」であることです。ここから生まれた知見やムードを元に、より有力な事業者による同様なサービスがいずれ生まれることがあれば、それも素晴らしい事だと思います。
皆様におかれましては、様々なアイデアや、逆に様々な背反の懸念が思い浮かぶかと存じますので、「こうすれば良いのではないか」「こんなことが心配」など広くアドバイス・ご指摘を賜りたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
プロでなければ・・・
という意見が複数みられますがプロとは何でしょうか?
現時点での将棋の場合は日本将棋連盟があり、そこが決めた棋士ということなのでしょうけど、女流なら別の組織もすでにありますね。
将棋は将棋連盟が牛耳っているからプロの範囲が明確ですが、例えば、楽器奏者ならプロとアマチュアの違いは曖昧ですよね?
将棋の実力という視点を持ち込んでも、アマトップはプロ低位層よりも強いのが現状です。
それらを踏まえて私の意見としては、
「教えたい人がいて、その人から有料で学びたい人がいる」
それをマッチングするだけでいいと思うのですが、あとは、法律、モラルの範囲内であれば問題ないかと。
「講師の条件の本質」を整理したほうがいいと思います。
私の考える講師のイメージは、次の三つです。
①六枚落ちの上手が苦にならない
②将棋用語から部分図が作れる
③相手の疑問手を見て錯覚した原因がわかる
「アマチュア(特に初段以下)に講師は無理だ」という立場の方は、講師の条件を具体的に挙げた上で反対すべきだと思います。
どうしても、ということなら、まず「講師になれるのはB級1組以上の棋士24名のみ」ということにしてしまって(空想なので自由です)、「24名の棋士によるオンライン将棋指導のマッチングを支援するシステム」のアイデアを募るのはどうでしょうか。
まず「棋士はHidetchiさんが声をかければすぐ来てくれて無料で指導をしてくれる」と思い込みます(1,000円で、ということでもいいです)。
「タイトルホルダーもHidetchiさんのためならタイトル戦の最中でも駆けつけてくれる」と一心に念じます。
そして、【12】で、すでにArjunaさんが書かれた内容からスタートして、「仕組み」だけをまず完成させ、あとから「講師の条件」のところだけ入れ替えればいいと思います。
「ここから講師の条件について書くのは禁止」と決めてしまうのもいいと思います。
Hidetchi 様へ
有料指導の場合
棋士、指導棋士、将棋普及員については当然のことながら
将棋連盟発行の証明書の提示を義務付けるべきでしょう。
ネット将棋では、顔の見える直接指導は行えませんので
低額に抑えるべきでしょう。
(それでもかまわないという方であれば…)
また、当dojoの場合、アマでも七段格=師範代と位置付けることが
出来ると思いますので、低額条件で有料指導を認めても良いのでは
と思われます。
いずれにせよ、年間を通して、最低限月1回の定期的な講座を
行っていただけることを確約していただくべきでしょうね。
(お忙しいでしょうが、その時の気分でやるやらないでは困ります)
81dojoでは段・級でランク付けされていますので、
・三段以上…上級講座
・3級以上…中級講座
・4級以下…初級講座
・7級以下…初心講座
…のような区分けでも良いかもしれませんね。
海外普及の面では、最低限英語での説明・会話ができることを条件に
普及員と同等の資格を与えてあげても良いのではないかと思われます。
あくまでも、プロでなければ、「趣味=ボランティア活動」ですから
その点はわきまえておくべきでしょうねぇ。
(どこまでお人のよろしい方がいらっしゃるのかどうかですが…)
<追伸>
当方、定期的なランク別大会の運営を行っておりますが、もう少し
Dマイル消費の工面で優遇していただけないものでしょうかねぇ。
個人的にあまり対局もできませんので、遅かれ早かれ
いずれ枯渇して、運営をやむなく中止せざるを得ないであろう…
というのが現状です。
ぜひご一考を切にお願い申し上げます。
raidensiratsuyu
一人の講師が入門から上級まで教えるのは、「講座の作り方」でも「指導力の向上」という点でも非効率だと思います。
そこで、「学習指導要領」を参考に、将棋が上達していく段階を「知っていること」や「出来ること」でハッキリ線引きし、講師たちがそれらを分担して教えたほうがいいと思います。
たとえばこういう感じです。
⑦大学院(棋士が担当)……108,000円
⑥大学(指導棋士が担当)……43,700円
⑤高等学校(将棋普及指導員が担当)……17,500円
④中学校……7,000円
③小学校……2,800円
②幼稚園……1,100円
①ベビーシッター……400円
こうしておいて、講座情報のトップに「各段階で出来るようになること」を具体的に挙げて掲示しておきます。
生徒は、それを見て「幼稚園」を選択すると、所属する講師一覧が表示されるので講師の詳細情報を確認してから申し込みます。
講師のほうは、掲示を見て自分が想定したレベルで求められる知識・技術を確認し、講座の内容を決めたり、教材を作ったりして準備をします。
知らないことがあった講師は教えるレベルを落とすか、教えること自体を諦めます。
そして、「幼稚園」担当の講師なら、誰に教わっても「小学校」に進めるだけのレベルにしてくれるように調整します。
教えるレベルが同じなら料金は一律にしたほうがいいと思います。料金を決めてしまうのは、「教えるのが自信ないから安くしときますよ」ということをさせないためです。
決まった料金をキッチリ取って、シッカリ責任を果たしてもらいます。
そして、生徒が「小学校」に上がったとき、「幼稚園の内容」を理解しているか講師にまず確認してもらいます。
確認の仕方は、「幼稚園の内容」を講師が生徒に質問して、「正確に、しかも分かりやすく説明できれば合格」とします。
「幼稚園」をクリアしたと「小学校」の講師が認定したら、講師は生徒の評価欄の「幼稚園ボタン」を押します。
「これで幼稚園卒園となります、よろしいですか?」「はい」
すると生徒のページには「幼稚園卒」という表示が出るようになります。
このようにして、自分が教えたレベルの評価は次のレベルの講師にゆだねるわけです。
講師たちには生徒を「奪い合う」のではなく、「皆で協力して一人前に育てる」という意識でやってもらいます。
「自分はいま、大切な役割を任されている」という自覚です。
「ここまでは責任をもって教えました、あとのことはよろしくお願いします」と送り出す姿勢です。
もし、一つでも出来ていないことがあれば、もういちど「幼稚園」に戻します。「補習」は一切しません。
そして、ダメな講師には支払った料金を返させるのがいいと思います。
このシステムがある程度認知されて、駒落ち対局を希望する級位者や低段者の需要が満たされると嬉しいですね。
ネット将棋で駒落ち対局の手合いはなかなかつきませんから。
追記
講師側が講座内容を提示して受講者を募る形式だけでなく、受講者側から講座内容を提示する形式も併設するのはどうでしょうか?
例えば「R2000以上で2枚落ち対局してくれる方募集」や「四間飛車での急戦の受け方を練習したいので先手で居飛車急戦をしてくれる(あるいは指定局面から指しついでくれる)方募集」といった方式です。
講師の条件を「六枚落ちの上手が苦にならない」という一点に絞ればいいと思います。
あとは下手がそれで負ければ、お金を払うだけの価値があるということでいいと思います。
海外での普及に関していえば、いくら「講師は何段以上」などと条件を付けても日本語しか知らないようでは無意味なわけで、「外国語ができる」ということが最優先になると思います。
「指導者登録」の階層 (layer) と「受講希望者への指導者提示」の階層を分けて議論する方がいいのではないかと思います。
Hidetchi さんが C2C の例に挙げているメルカリでは出品者の資産審査などしていないのと同様に、今回作ろうとする仕組みでも、「指導者登録」の階層では原則として全員登録させればよいと思います (詐欺が疑われるなどの場合は除外してよいと思いますが)。
受講希望者が指導者を選ぶ際、つまり「受講希望者への指導者提示」の階層で、多くの人の意見を吸収できるのではないかと思います。
例えば、(有料の場合) 最初は連盟公認指導員以上しか表示しない (nabla8 さんの書き込みを基にした閾値)、または指導棋士以上しか表示しない (doraohzya さんの書き込みを基にした閾値)、のようにしておき、「○○未満の指導者も表示する」のチェックボックスをチェックすることでそれ以外の指導者も表示される、という仕組みでほぼ充分ではないかと思います。
とにかく、指導を受ける価値があるか、お金を払う価値があるか、を決めるのは受講者であって、(私を含めて) ここに書き込む人ではありません。81dojo は、「指導者登録」の階層で制限をつけるのではなく、「受講希望者への指導者提示」の階層でいかに情報を提供するか、いかに良い指導者を探し出しやすくするか、に注力していただくのが良いのではないかと考えます。
もっと直接的に表現すると、私のように通常の指導にはとても能力が足りない者に対し、「登録だけはさせてやるけど、指導者一覧の一等地は有能な指導者を載せるから、お前は末席に小さく載せてやるだけだよ」と言うような感じです。私としては、登録させてもらえるなら (時間予約としての機能を使わせてもらえるなら)、表示は末席で充分です。
アマに有料で指導する能力はないです。
プロが介入するのであれば有料でOKです。
それがプロとアマの差ではないのでしょうか?
そこの壁を潰すのは指導棋士の立場を否定するものと思います。オンラインでネットの世界でやるからこそプロが活躍できるのであって、アマが指導するのは地方で情報が足らなかった時代のものであると思います。
普及のための指導棋士制度と自分は理解してますが、ネット上でをアマにさせるというのは少しおかしいのではないでしょうか?
アマがやるなら全て無料であるなら特に問題ないと思います。
補足2
初心者向けなら単発の指導対局もありかもしれません。
でも、やはり「8級まで責任指導」のようなコースの方がいいような。
単発の時間枠マッチングはシステム開発の規模も大きくなると思いますので、2次開発の検討課題でどうでしょう?
補足です
講師複数:受講者多のオンライン講座も面白いと思います。
例えば「高段者はこの局面をどう見るか?」
というテーマで講座をするとか。。。
他にもやってみたい企画があるので、
いろいろ出来たら楽しいと思います。